借金地獄から抜け出すために最初にするべきことは?

このブログでは読者である「あなた」ご自身に現在「借金(負債)」があり、その返済が困難な状況であることを前提に諸々のご案内・ご提案を行わせていただいております。
あなたに現在借金が無い場合、または借金返済が順調に進んでいる場合、ところにより大変失礼な表現になってしまっている部分もあるやも知れません。
諸々のご無礼に関し、本文に先立って心よりお詫び申し上げます。

また、このブログにてご案内させていただいております公的制度及び各種手続きに関しましては、各地区により費用や手続き、制度内容や必要書類等に若干の差が生じている場合がございます。
誠に恐れ入りますが、これからご紹介させていただく各種制度・手続きの実行にあたっては、必ずお住まいの地区における実際をご確認のうえ実行していただけますようお願い申し上げます。

既に作ってしまった借金に「良い」も「悪い」もありません。
遊興のため、ギャンブルのため、勉強のため、或いは生活のため…その借金の背景にどのような事情があったにせよ、既に作ってしまった借金と過去のあなたに関しては「良い」も「悪い」もありません。

大切なことは、あなたの人生は今後も続くのであり、その人生をいかに充実して過ごせるか…という、ただただこの一点に尽きます。
「あの時、ああすれば良かった、こうすればよかった…」
「アレのせいで借金を作ってしまった…アレが悪い!」
「あの人のせいで借金を作ってしまった…あの人が悪い!」
現状に目を背けて、単にだらだらと過去を悔やむだけなら、誰でもできます。

この世の万事は「因果(=原因)」と「応報(=結果)」の二つの要素から成り立っています。
確かに「因果(=原因)」を直視し、もしもそれが自分の誤った選択や行動に起因するものであったのであれば二度と同じ過ちを犯さないように反省することは非常に重要なことです。

しかしながら…人は往々にして大きな問題に直面した際、
「ああすれば良かった、こうすれば良かった」
「××が悪い!××さえ無ければこんなことには…」
「つくづく運が悪い!」
…といった「たられば」論に固執してしまい、目前にある大きな問題から目を背けてしまいがちです。

これまでにご相談を頂戴しました多くの皆さまも、また私自身も…この傾向が非常に強く、「借金の整理・清算」などの問題に直面した際も、これが解決への前進を妨げる第一の障壁となってしまっています。

「過ぎてしまったものは、仕方が無い」
過去に生んでしまった「因果(=原因)」…まさかタイムマシーンで過去に戻ることなどできませんので、こればかりはいくらクヨクヨしていてもどうにもなりません。

また、あなたを傷つけたくて申し上げるのではありませんが…例え他人から騙されたり、不慮のアクシデントが発生したり、突然給料が下がったり…
あなたから見て「不可抗力」の原因で借金を行った背景があったとしても、あなたがご自身の意思で生きている限り、「借金」も含めて全ての選択や行動はあなた自身が、自己の責任の下に決断して行ったことです。

他の人や物に責任転嫁してすることは、問題の解決を後退させるだけです。
そして、過去のことをクヨクヨと悔やんだり毒づいたりすることは「反省」とはいいません。

ですが、同時に…
例え過去のご自身の選択や行動に問題があったとしても…それがどのような事情や背景があったにせよ、原因を作った自分を責めるのでは無く、まずは過去を「許す」ことから、第一歩を踏み出しましょう。
「たられば論」にネチネチと固執しない!
自分自身を許してあげることから始めましょう

問題の原因を見つめなおす

先の項でも少し触れましたが、今度は「反省」という観点から…あなたが借金を行い、返済が困難になってしまった原因を見つめてみましょう。
その原因が曖昧であればあるほど…正確に把握できていないほど、その問題は再度繰り返されてしまう危険性を孕んでいるといえます。

今回、折角借金の整理・返済に成功したとしても…同じことが繰り返されてしまっては「あなたの人生」という視点に立って考えたとき、一時の成功はまさに「一時しのぎ」に過ぎなかったことになってしまい、悪夢が再び繰り返されてしまう可能性が否定しきれないのです。

ただし、くどいようですが、
「過去を悔やんでも、問題は解決しません」
「自分を責めてもまた、問題は解決しません」

「冷静に」と前置きしても難しいことは分かります。
その原因がネガティブなものであれば、思い出すことで気持ちが沈んでしまうこともまた、痛いほど分かります…ですので、既にご自身で、

  • 「どこで選択を間違えたのか」
  • 「どれが正しい選択だったのだろうか」

前項と矛盾してしまうようですが、この二点をはっきりと理解できておられるようでしたら、辛い過去を思い出していただく必要はありません。

厳しいことを申し上げるようで大変恐縮なのですが…もしも原因がご自身の遊興や快楽に起因するようでしたら、まずは徹底的にこれらの原因を断ち切るか、若しくは大幅に制限できるだけの自制力を養っていただかない限り…将来、ほぼ確実に同じ過ちを繰り返してしまうと思ってください。

実際、最近こそ減少傾向にあるようですが、パチンコに熱中するあまり借金をしてしまい、これが祟って多重債務に陥り、最終的に返済不能な自体に自らを追い込んでしまった方が少なくありませんでした。

こうしたケースでは主婦の方も多くおられ、ご主人に借金の存在を打ち明けることができなかったばかりに事態がどんどん深刻化してしまったケースも珍しくなかったと…今回情報提供をお願いしました司法書士の先生にお聞きしました。

そして、こうした「パチンコ多重債務」の最も恐ろしい側面は、その「中毒性・反復性」だというのです。
…それを摂取しないと禁断症状に陥ってしまう状態を「中毒症状」といいます。

「パチンコ中毒」という俗語も日常的に使われているとおり、パチンコや競
馬、競艇などのギャンブルは非常に強い中毒性を持っています。
折角借金の整理・清算が完了しても…こうした「中毒症状」が完治していなければ結局は同じことが繰り返されてしまいます。

…ご参考までに、「中毒症状」を解除するためには、「それ」を10日以上摂取しなければ良いといいます。

「借金の原因・背景」…これまでご相談いただきました皆さまの多くは、
「給料が減ったため、生活費が不足してしまった」
「突然の病気(または怪我)で入院してしまい、収入不足に陥った」
「収入が減ったため、カードの引き落としが出来ず多重債務に陥った」
…といった背景をお持ちの方が目立ちました。

そしてズバリ、大多数においていわゆる「ヤミ金」が背景に絡んでいます。
無論、借金の原因・背景は個々においてケース・バイ・ケースです…あなたはどこで選択を誤り、どうすれば良かったのでしょうか…もしもお悩みでしたら、遠慮なくお気軽にコメントをください。
至らずながらも、私もご一緒に探させていただきたく存じます。

どこで選択を間違えたのだろうか?
どれが正しい選択だったのだろうか?

今、何社から借り入れがありますか?総額はお幾らですか?
更に耳の痛くなるような内容で本当に恐縮です。
ですが、
(a)「全ての借入先の把握」
(b)「借入金の総額」
(c)「現在のあなたの収入」
(d)「あなたが生活するために必要な毎月の生活費」
(e)「あなたの毎月の収支」
(※可能であれば)「これまでの返済記録」

これらを正確に把握しておくことは、この後各種制度を利用する際にも非常に重要となりますので、お気持ちは理解しているつもりですが…もしも把握できていない場合は、どうか目を背けずに直ちにこれらの把握に取り掛かってください!

出来れば(a)は借入れ業者ごとに、(b)~(e)の項目に関しては一枚のメモで結構ですので、内容を控えておいてください。
ここで控えていただいた内容は、各種手続きなどで後々おおいに役立つ場合があります。

これらを正確に把握し、後ほどご案内させていただきます制度の中から最適なものを選択行使していただくこにより…
○「取立てを、すぐに止めることができるかも知れません」
○「ご自宅を手放さずに問題を解決させることができるかも知れません」
○「全ての債務(借金)から解放されるかも知れません」
…この他にも、もっと沢山の可能性が開けてきます。

現状を正確に把握できれば、あとは速やかに「解決」に向かって前進するのみです!!
どうか、いま少しだけ…ご辛抱ください。

現状を把握する

まず第一に(a)「全ての借入先の把握」です。
これまでにご相談いただきました皆さまのお話をお聞きしますと、特に多重債務状態に陥ってしまっている場合、まさに「借りては返す」の自転車返済のような状況に追われてしまい、正確に
・現在、何社から借入れを行っているか
・各借入先からは、具体的に幾ら借入れを行っているか
といった最も基本的な状況確認さえままならなくなってしまっていることも決して少なくありません。

特に、いわゆるヤミ金からの借入金があり、取立てが厳しい場合にはどうしてもそちらの返済だけに集中してしまい、その他の借入先への返済がどうしても「後回し」になってしまいがちです。

これから借入金の整理・清算を行う際も、「どこから、いくら借りているのか」という情報は必要不可欠となりますので、もしも現時点で正確に把握できていない場合は早急に状況の確認をお願いいたします。

また、それぞれの借入先に関して…
・借入先の業者名と所在地、連絡先
・契約内容(当初借入額、利息など)
・現在の借入れ金残高(=借金残高)
・月々の返済額
・取引期間(いつから借りていて、返済期限はいつ?)
・担保や保証人の有無
・(あれば)これまでの返済記録(振込の記録など)

最低限、上記の内容が把握できるようにしておくと、これから実際に各種手続きを行おうとした際にスムースに事が運びやすく、それゆえに動きやすくなります。

もちろん、数社からの借入れが存在する場合には、それぞれの借入れ先に関して個々に上記のような内容を確認します。
確認した内容に関しては、メモやノートに書き出しておくことをお勧めいたします。

また、メモやノートに書き出す際は、必ず記載した日付を書き添えるようにしてください。
この日付を入れておくことで、後々「○○年○月○日」時点の状況であることが特定できます。

これらをまとめたうえで、借入れ業者全ての借入れ残高(=現在の借入れ残高)を合計することで、(b)「借入金の総額」が判明します。

いうまでもなく、この「借入金の総額」こそが、現在のあなたが背負っている借入金の合計…「借金の合計金額」になります。
ここに辿りつくまでが、ある意味最初の山場ではないかと思います。

相談いただいた方によっては、私から数回の催促を行わせていただき、1ヶ月近くかかってようやくここまでたどり着いた方も何名もおられます。
焦らずに着手し、着手したら一気にやってしまう気持ちで取り組んでみてください。

逆にこの作業を経ずとも全て把握済みでしたら…きっとこの先の作業もスムースに進み、各種手続きまでスピーディーに進むはずです。

(c)「現在のあなたの収入」は、あなたが毎月得られる収入の総額を把握してください。
これは一般的に給与(給料)が該当します。
難しいケースが、私のような自営業者の皆さまです。

私も該当するのですが、自営業者の皆さまの場合、給与所得者の皆さまと違って毎月の収入が必ずしも一定とは限りません。
この場合、直近一年の収入のおよその平均値を求めてください。
これから行う手続きによっては、こうした数値も必要になってくる場合があります。

(d)「あなたが生活するために必要な毎月の生活費」は、あなたが生活を営むために必要な毎月の生活費…つまり、「家賃」「共益費等」「光熱費」「食費」「交通費」…などの、毎月生活するために必要なコストです。

これらは実際には毎月家計簿をつけるなどして記録を残していないとなかなか正確に把握しにくいものですが、個々の細かい数字の入り繰りまで正確に把握することが難しい場合でも、最低限、
「毎月、手元に幾らのお金があれば生活できるか」
という金額だけは把握しておいてください。

これが把握できていないと…
・借金を返済しようとした場合、毎月幾らまでなら返せるかわかりません
・各種手続きを行う際、「借金返済できない」という証明が立ちづらいということになりかねず、どちらに転んでも後々大きな痛手に繋がりかねません。

また、逆にいえばこの「必要生活費」が把握できない限り、結局は
「毎月幾らまでなら返済能力がある」
という返済能力も把握できない…ということになってしまいますので、借入金の整理・清算の目処が立ちません。

毎月の「収入」、そしてこの「支出(=毎月の生活費)」…この二つを把握できるようになることこそ、借金体質から脱却する一つのキーとなります。

また、言い方を変えれば、既に毎月の収入と支出が正確に把握できているようであれば、借入金の整理・清算もそれほど高いハードルではありません。

因みに司法書士の先生から伺ったお話では、この「収入」と「支出」(=「収支」)が把握できていない人ほど、折角一度は借入金の整理・清算に成功しても、再び借金の返済に苦しんでしまう「借金体質」に陥りやすい傾向にある…というお話でした。

(e)「あなたの毎月の収支」は、毎月の収入から生活費を差し引いた金額で、あなたの借金返済能力の目安となります。

この「毎月の収支」は、これまで出てきました、
(c)「現在のあなたの収入」
から
(d)「あなたが生活するために必要な毎月の生活費」
を減じる(引く)ことで求めることができます。

つまり、
(e)「収支」 = (c) 「収入」 - (d)「支出(=生活費)」
となります。

当然ですが、この(e)「収支」の値が「0(ゼロ)」以下…つまりマイナスになってしまっているようであれば、その時点で既に借金を返済している余力は全く無いことになります。
これは、「入ってくるお金よりも、出て行くお金の方が多い」…つまり、毎月借金を重ねていかなければ生活が成り立たないということになってしまいます…。

この場合、今一度(d)「支出(=生活費)」の内容を良く見直し、可能な限り支出を減らすような努力が必要となってきます。

これまでご相談いただいた皆さまも、「収支がマイナス」という方は決して少なくはありませんでした…その多くが、「ボーナスのカット」「給与のカット」「雇用契約の変更」など収入の減による影響が背景にあります。

収入が減ってしまったにも関わらず、根本的な支出の見直し(=出費を抑える)を行わなければ、当然帳尻が合わなくなってしまうのです。

生命保険や保有する自動車など…見直せばまだまだ切り詰める(=支出を抑える)ことができる支出項目があるかも知れません。

「収入を増やす」ことが難しい現在、できるだけ支出を減らす…しかも、どうせやるなら「面白可笑しく」、生活の質を向上させつつ収支を改善させていきたいものです。

現状の収支がプラスであれば、「何事も無く」毎月平穏に暮らしていれば、借金返済を別として、それだけの余力が残っていることを示します。

例えば収入が27万円、支出が18万円万円である場合は…
27万円(収入) - 18万円(支出) = 9万円(プラス収支)
となり、9万円の余力となります。

単純にこの9万円を全て借金返済に回せば毎月の返済能力はダイレクトに9万円となりますが…実際には日常生活にも「アクシデント」はつき物です。
・突然、何の前触れも無くやってくる親類縁者友人の「冠婚葬祭」
・突然、何の前触れも無くやってくる怪我、病気等の「通院医療費」
…などなど、ある意味私達は常に、「予期せぬ支出のリスク」と隣り合わせの生活を送っています。
(…ちょっと表現が大げさでしたが)

また、当然ながら季節の変わり目には衣装換えがあり、「去年着ていた服が傷んでいて、買い足さなければならなくなった」…ということもあるでしょう。

このため、例えプラス収支であったとしても、これをそのまま100%返済に充てることはこの上なくリスキーな選択といえます。
そこで、例えば「プラス収支分の50%を予備費として残す」といった形(例えば、先の実数例でいえば4.5万円を残す)で余裕を見ておかなければなりません。

このようにして求めた「収支」の金額と、先ほど(a)で把握した「借入先各社への毎月の返済額の合計(=毎月の返済額)」を比較してください。
例えプラス収支であったとしても、それを超える返済額であれば…当然ながら借入金が返済能力を超えてしまっていることになります。

逆にこの「収支」から導き出された返済能力(プラス収支から、更に予備費などを余裕を見て引いた後の額、先ほどの実数例で例える場合4.5万円)の範囲内での返済が、現在のあなたにとって適正な返済額となります。

この「適正な返済額」を把握しておくことが、借入金の整理・返済、そして圧縮を図る場合に非常に大きな意味を持ちますので、是非ともこの機会に把握しておいてください。

もちろん、先ほどの実数例はあくまで一例に過ぎませんが、「適正な返済額」を算出する場合…できるだけ余力を見込んで、余裕のある数字を求めるようにしてください。

これら(a)~(e)の各要素を把握していただくことによって、かなりあなたの現状が分かりやすく浮き彫りになってきたことと思います。
色々と厳しいことも申し上げてしまい、本当に恐縮ですが…これらは決してあなたを絶望させるための数値ではありません。
むしろ現状を正確に判断し、あなたを苦悩から解放してくれるしかるべき手続きに備えるためのものです。

数値的に現状を把握することで悲観的になられる必要は決して無いのです。
しかしながら、やはり現状を把握されたことでご不安になられた部分や、新たに発生したご不安、お悩みもあるかと思います。
私で宜しければ、メッセージをお寄せください…私の知識と経験も決して豊富とは言いがたいのですが、一生懸命前向きなお返事を差し上げたく存じます。

まずは現状での全ての借入れ状況を確認する
「収入」「支出」「返済能力」を把握することは、非常に重要!

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