腰痛の原因は?痛み止めの薬を飲んだほうがいいの?

腰痛を治すための方法に指圧やマッサージがあげられると思います。この2つは私たちの体を触り、どちらもマッサージをしている感じがしますが、実は双方とも異なっており、各々特徴があります。

指圧は、全身の筋肉や腱を手のひらや指で押して、筋肉の働きを正常にする療法です。
整体師が行う整体術は、骨の歪みを矯正すると同時に、筋肉を緩めて血行を促進する効果があります。

一方のマッサージは形こそ整体術や指圧と似ていますが、実際は皮膚を擦りあげたり、もみほぐすといった血行促進がメインですので、根本的な病気の治療にはなりません。

椎間板のしくみ

私たちの体には、首から腰まで椎間板が24 個あります。
この椎間板は8 割近く水分でできており、この椎間板の中にある水分は20 歳前から年々減少しはじめていきます。

椎間板は脱水以外でも、外からの衝撃などで数ミリ単位で縮んでしまう場合もあり、この数ミリが24 個(椎間板の数)分重なることで身長が5cm近く縮むこともあります。
年を取って、身長が縮むのは、この椎間板の脱水が原因になっているんですね。

また、長い間同じ姿勢を取っていたり、運動不足でも脱水が加速する事もありますので、適度な運動を行いましょう。

どうして病院やカイロで腰痛が治らないのか

現在、一般的な腰痛治療方法としては、カイロプラクティックによる骨盤矯正方法がありますが、骨盤矯正で腰痛が改善される方の数はごく少数という話があります。私自身も腰を痛めた直後に近所のカイロプラクティックに通い、骨をボキボキと鳴らす骨盤矯正を受けましたが、腰痛が改善される事はありませんでした。

西洋から伝わったカイロプラクティック

カイロプラクティックは、もともと日本で生まれたものではなく、西洋で生まれたものです。そして、西洋で急激に広まり、日本に入ってきたという経緯があるのですが、今のところ日本では、西洋で行われていた程の表立った効果が出ておりません。

このように言いますと、カイロプラクティックの効果自体に疑問を抱く方もいると思いますが、実はそうではなく、私たち日本人の体とカイロプラクティックという方法の相性が良くない事が原因となっています。

これはどういう事かと言いますと、西洋人は体が柔らかいという特徴があります。その為、外部からの矯正を加えるカイロプラクティックの施術方法が体に適しており、一度の矯正でも十分に骨盤の歪みを整えることができます。

しかし、日本人は体の硬い人が多く、同じ施術方法で外部から矯正を加えたとしても、1度の矯正で骨盤の歪みが修正される事は滅多にありません。

考えてみれば当然のことなのですが、今の腰痛を生み出したのは自分以外の他者ではなく、あなた自身です。つまり、腰痛の原因を作っているのは自分自身であり、普段から行っている無意識的行動によって腰に負担を与え、その負担が痛みとなって出てしまうまでのライフスタイルであるという事を認識する事が、腰痛克服の第一歩と言えるでしょう。

骨盤の歪みは長年の節目のこわばりによって生じたものであり、その長年のこわばりが一度の矯正で修正される事はないのは、一目瞭然です。

薬の効果について

腰が痛くても、無理をして動かないといけない時があると思います。
そんな時、まっさきに頭に浮かぶのが「薬」ではないでしょうか。

飲み薬と塗り薬があり、医学の発展と共に色々な薬が薬局には並べられています。ここで考えて欲しいのは「薬は本当に効くのか」ということです。

私は、療術院に来られた患者さんに対して、「痛み止めなどの薬は使っていますか?」といつも聞くのですが、使っていると答える方のほとんどは、「効いているかどうか分かりません」「飲むと効いている様な気がします」と曖昧な調子で、薬の効果を実感している方がいません。

なければいけないのは、服用による副作用であることは言うまでもありません。しかし、副作用に気をつけて効く薬を作るというのは難しく、副作用というリスクを抑えると効果の薄い薬しか作れなくなります。

薬の副作用について

痛み止めなどの薬を使用した場合、その時は楽になったとしても、後々の副作用があります。この副作用に関しては服用する薬によって様々ですが、薬を服用することで一番怖いことは他にもう一つ存在します。

それは、薬がないと生活できない体になってしまう事です。私たちの体は物事に対しての「慣れ」が優秀なつくりになっています。たとえば、腰が痛くてもその痛みに対してすぐに慣れてしまいます。

その証拠に腰痛を持っている人のほとんどが、腰は痛いけど生活できないという事はなく、我慢できないわけじゃないけれども常に痛いという生活を送っているわけですね。

ただ、この慣れが進むと、当然ですが体への負担が大きい状態での生活になりますので自分では腰の状態が悪化している事に気付かないままになっています。

これは痛み止めでも同じ事になります。
最初は弱い痛み止めを使っていても、その薬に対しての抗体が体の中にできてきますので、最初は効いていても、徐々に体が痛み止めに対して慣れてしまい、その痛み止めでは効かなくなります。

そうすると、次はもっと強い薬を処方しなければ効かなくなってしまい、後はこの繰り返しで徐々に強い薬を服用することが当たり前の体になってくるわけです。しかし、強い薬を使えば使うほど、当然薬の副作用も強くなってしまいます。

服用が招く二次的症状

過去、私の元を訪れた方の中に、長年薬の服用をしている女性がいました。
この方は病院で薬をもらい、その薬がなければ生活が満足に送れないほど薬に依存していたのですが、その話を聞いた時、私は改めて薬の恐怖を認識しました。

強い薬を服用しますと、その負担が一番大きくかかるのは胃の部分になります。そうす
ると胃が荒れてしまいますので、病院などでは腰の痛み止めと合わせて胃薬が処方され
るようになります。

現在、あなたが病院から処方されている薬があり、その薬と一緒に胃薬を出されているとしたら、それは強い薬であると思った方が賢明です。

胃に負担がかかり荒れてしまうという事は、体を正常な状態に保つ気の道の流れが悪くなるという事につながります。その結果として、腰から胃、胃から体全体へと症状が膨らんでしまいますので、薬を服用することで問題のなかった場所も悪くなってしまうわけです。

この薬に依存した女性の場合、強い薬を使い続けた結果、胃を痛めてしまい、食欲はなくやせ細ってしまい、あげくの果てには骨が弱くなり体のいたるところに複雑骨折を抱えていました。

それにより体の健康バランスが崩れてしまい偏頭痛まで起こりました。これは、この女性に限ったことではなく、自分の力で腰痛を克服する事を諦めてしまい、薬によって痛みをごまかす道を選んでしまった先に必ず訪れるものだと考えています。

腰痛でうつ病になる危険性

私の元に訪れる患者さんでも実際にいらっしゃったのですが、腰痛が原因でうつ病になってしまった人がいます。しかも、そういう方は決して珍しくなく最近では徐々に増えてきている感じもします。

腰痛になってしまうと今までのような快適な私生活を送ることが困難になります。仕事にしても遊びにしても何をしていても常に付きまとう腰の痛み…。

この痛みが大きなストレスとなり、体を疲れやすくするだけでなく、あなたの心と体を蝕んでいきます。さらには、腰の痛みによる薬の服用をすると、先ほどお話したように一種類の薬だけではなく、胃薬などの薬も必要となるケースが多いです。

そうしている内に薬が手放せない生活になり、腰の痛みの為に仕事も気持ち良くこなすことができなくなってきますので、精神的に疲れ果ててしまい最終的にうつ病になるわけです。

腰痛といっても、このように人生を左右するほどのリスクがあるという事を理解し、今まで以上に腰痛改善に取り組んでいきましょう。

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