心地よい睡眠をとるには?快眠するためのアイディア

体が疲れすぎているとなかなか眠りにつけないこともあり、心地よい睡眠を取るのは難しい場合があります。
かといって、浅い眠りを続けたところで体の疲れを取りきる事はできません。
そこで、快眠方法についてこれから書いていきたいと思います。

睡眠の効用

睡眠がもたらしてくれる効用は、数多くあります。
その中で最も重要なのは、脳を休ませること。脳に効果的な休養を与えることは、形を変えて実生活上のさまざまなメリットとなって現れます。

その効果は、爽快感などの精神的なものだけではありません。
例えば、眠っている間に記憶を定着させる働き。他社との打ち合わせの後、帰りの地下鉄でうたた寝、なんていうのは一見不真面目なようで、実は頭の中で無意識に今しがた行った会議の内容を整理することになっているのです。

大量の仕事を抱えて四苦八苦している時も同じです。それまでに消化した部分を概観するのに、「ちょっと一休み」の睡眠は、絶大な効果を発揮します。今後の問題点を検討することが必要な場合など、全く新しい視点が得られる、気づかなかった点が自分の中で意識できる、など効果抜群です。

これとは別に、嫌なことや悲しいことがあったとき、布団をかぶって寝てしまう、というのも、脳を休ませて物事を良い方向へ導くことにつながります。

人の身体は実に上手くできています。
その中でも生理的な体のバランスを調節する睡眠の役割は、非常に重要です。同時に、脳のメカニズムは解明されていないことが多く、その状態を最高に保っておくために不可欠な眠りに関しても、まだまだ秘密が隠されているようです。

忙しい現代人にとって、効率良く睡眠を取るのは必須条件ともいえるでしょう。効果的な眠りを得てリフレッシュしたい願望は誰でも持っています。
筋肉をリラックスさせる効果、血圧を下げる効果、血糖値を正常に戻す効果、医学的見地からも、睡眠は食事と並んで生活の最も大切な要素です。

数ある眠りの効果を最大限に引き出して、快適な一日を送りたいものですね。

ちょっと寝の勧め

「常に睡眠不足の感覚がある」、そんな人が増えているようです。仕事、プライベートを問ず、絶えずストレスに晒される現代社会では無理もありません。

ところで、本来あるべき睡眠時間というのは、人によって大きく異なります。何時間眠らなければならない、というように決まってはいません。長時間眠らなければ調子が出ない人、短時間で満足できる人、大きく個人差があるので眠りの質を長さで比較するわけにはいかないのです。

また、長さだけでなく、その時間帯も人それぞれ。朝型、夜型などが眠りのタイプの代表ですが、これ以外にも睡眠を取るパターンがさまざまに存在します。但し、昼寝の効用については広く認められていて、どのような睡眠タイプの人にも効果を発揮します。

昼寝の習慣と言えば、イタリアの「シェスタ」が有名ですね。世界を見渡すと、昼寝の習慣がある国はなんと全体の半数に上ります。
これは人類の長年の経験から昼寝の効果が世界的に認知されていることを示します。

日本にその習慣が無いのは残念と言うよりほかありませんが、空き時間を利用した「ちょっと寝」で、心と体のリフレッシュをしてみましょう。

※人の身体の周期を考えると、PM:1~2時ごろに眠くなるようにできていると言われています。ただし、不規則に強烈な睡魔に襲われ、所構わず寝てしまうような状態だと要注意。それは「ナルコレプシー」という病気の可能性があります。

前日に十分な睡眠を確保していながら何度も眠くなる、それが一週間以上続く場合は、薬剤の投与や行動療法を受ける必要があるかもしれません。

そんな時は、一度、医師に相談してください。車の運転中にそうなったら、なんて考えると、ぞっとしませんか・・・?
神経を疲れさせる外界の刺激は、主に視覚と聴覚からやってきます。電車やバスでの通勤途中などの、目を閉じて視覚的なものをシャットアウトするだけでも大いに休息になります。

一方で、遠方の出張先へ移動する車中、或いは電車の中のようにフリーの状態が比較的長時間にわたる場合は、是非、睡眠をとりたいものです。しばしの眠りに入る事が容易になる、そんなポイントをいくつか取り上げてみましょう。

【入眠グッズあれこれ】 光の遮断・アイマスク

目を閉じるだけで視界は遮る事ができます。しかし、それでも瞼に感じる光が気になる場合もありますね。そんな時はアイマスクの着用が便利です。アイマスクなど何となく大げさな感じがして、人目が気になる人も居るでしょう。

でも、効果は予想以上です。単に目を瞑るだけでは得られない世界に入ることができるので、今まで敬遠していた人も一度、試してみてはいかがでしょうか。

アイマスクは種類も多彩で、光を遮るだけのものから、遠赤外線効果を発揮して目の周りの筋肉をリラックスさせるものまで出ています。日差しの強い時だけでなく、雨や曇りの日にも着用すればスムーズな入眠効果が期待できます。

音の遮断・耳栓

自分の出す音は気にならないが、人の出す音は妙に神経に障る、それが音に関する定説です。その中で耳栓は最も手軽な入眠グッズ、普段の睡眠でも使用している人は多いようですね。

最近では、自然と耳の形状にフィットするタイプのものが主流になっています。大きくは円筒形のものと砲弾型とに分ける事ができますが、着け心地として耳に優しくフィットするのは砲弾型の方でしょう。

飛行機用の耳栓というのも出回っています。これは気圧の変化に対応することと、エンジン音の周波数に合わせた波長を捉えてカットするのが特徴です。

但し、実際に使用した人の中には、客席の話し声など周囲の雑音に対して効果が感じられないという人も居て、飛行機用だから万能、ということにはならないようです。
ほんの僅かな音でも漏れてくるのは気になる。そんな人にはヘッドフォン型の同調律を利用したタイプもあります。ただ、旅先などでは荷物になるのと、装着感のほうが気になる、という人が居るかもしれませんね。

姿勢について

手足を伸ばして、長々と横になることができればそれに越したことは有りません。体の負荷が一番少なく、リラックスするのは、やはり横になった時なのです。

しかし、車中で横になれない時には、背もたれや座席に座る位置などを工夫して圧迫の少ない姿勢を取る事が必要になります。

一般的には、ホールドされている部分が多いほど、安定して眠りに入る事が容易になると言われています。
ただし、座席の硬さや形状で自分の身長に合わないときは、深々と座席に腰かけるよりも浅く座ったほうが背骨への負担が軽くなります。
また、緊張感をほぐすために、足はふくらはぎから先を軽く交差させるのがコツです。
良く足を完全に組んでいる人を見かけますが、血流を考えると理にかなっているとは言えません。

実は、この「足を軽く交差させる」というのは、面接などの場で緊張しないためのテクニックとして伝えられているものです。
何より座席から両足を伸ばして投げ出した姿勢をとるのは、少しためらいがありますね。
そんな時、足首だけでも交差させれば、平行にしているよりもリラックス感の得られる姿勢になります。

眠る前の一工夫

電車の中なら席を立って、洗面所に行きましょう。そこで濡らしたハンカチで首筋、袖口などを拭きます。それだけでサッパリした気分になり、心地よく眠りに入れます。

車の中ならウエットティッシュということになるでしょうか。いちいち、「車、止めて」とは言いにくいですよね?水分が蒸発する時に熱を奪い取ることで得られる爽快感、そして清潔になった感じも心理的には落ち着ける要素となります。

※何となく体がだるい、熱っぽい、風邪かもしれない、そんな時のうたた寝には注意が必要です。睡眠中は覚醒時より体温の調節機能が低下します。
そのため、電車や車の中では、不用意に眠り込んでしまうと本格的に風邪をひいてしまう事が多いのです。「体力を回復しなくっちゃ」とばかりに、眠ったおかげで目が覚めたら体がゾクゾク、そんなことにならないように、風邪気味の時は我慢して起きているのが得策です・・・

宿泊について

旅行、出張の際の宿泊は、普段と異なる環境で眠ることになります。「枕が変わると眠れない」そんな人も多いでしょうが、大きな枕を抱えて出かけるわけにはいきませんね。
そんな時にピッタリなのが、熱冷まシート、ひんやりとした感触を感じると、枕の微妙な形状の違いが不思議と気にならなくなります。

頭寒足熱の原理にも合致していてお勧めの安眠グッズです。
旅先では、ちょっとした違和感が不眠の原因になります。そのため、できるだけ普段のお休みタイムと同じ状況を作り出すことを考えたくなります。

例えば、いつも着ているパジャマを持っていく、などが思い浮かびますね。しかし、ここで逆転の発想。普段と同様の状況を作り出すと言っても、必ず限界があります。
そこで、普段から二種類の枕を交互に使う、布団も同様に複数のものを使用する、ベッドだと大変ですが、同じ部屋でも違う場所で寝てみる、などを試しておくことが有効です。

環境が変わると眠れないという場合、行った先で必ず辛い目に会うことになります。
年に数回程度ならば気にならないでしょうが、仕事で遠方への出張が多い人にとって、これは大きな問題だと思います。
普段から異なる環境に慣れておくことで少しでも眠りの心配から解放されるのであるなら、試してみる価値がありそうです。

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