力、開放感、心の穏やかさを表すボディーランゲージとは?

「力を表すボディー・ランゲージ」は、支配的なだけでなく、ヒーロー的な側面も持っています。
このヒーロー的部分をはき違えて、支配だけをかざすような人がいます。
それは本当にもったいないこと。

「力」は人に圧迫感を与える場合と、応援的なバックアップを意味する場合と2種類あります。

しかし、冒頭でも述べたように、支配だけしか力は持たないと感じている人もいて、このような場合は、人が離れていってしまう事も多々あります。

権力は時に、人に邪悪な心を生み出してしまうことがあるのです。
特に、もともと力を持っていなかった人が、急に何かよって力を得てしまったとき、今まで持ち合わせていなかった力を発揮したいという気持ちが高まり、相手に失礼な「ボディー・ランゲージ」をしてしまうことになりかねません。

これは、会社の中だけではなく、プライベートでも起こりうる事。
カップルなどの間でしばしば起こり、別れの原因にすらなってしまうこともあるのです。
そうならないためにも、ここではいかに正しく「力を表す」のかが大きなポイントとなってくるのです。

自分が「力」を見せつけるにふさわしくないと思ったら、力を持ってもいい人の助けになれるように努力する方が賢明です。
そのことを忘れないでください。

どんな場合に「力を示す」のが有効か

「力のボディー・ランゲージ」は時にトラブルを招きやすいということは、先ほどお話させていただきました。
そこをふまえた上で、ここからは話を進めていきたいと思います。

この「ボディー・ランゲージ」を頻繁に用いる人は、権威あるポジションにある、あるいはそのように行動する人です。
配偶者やパートナーでも、自分の権力を関係の中心にとどめようとする人はこのボディー・ランゲージを用います。

ボディー・ランゲージを通して相手より権力があることを示し、相手の時間やスペースをコントロールしたがります。
日頃力を見せていなくても、どんな場合に「自分には力がある」と見せれば、相手に見せる事ができるかを知っていれば、必要に応じて「力のボディー・ランゲージ」を発揮する事が可能です。

では一体どんな風に行えばいいのか。

ケース1
日頃従順な対応をしておきましょう。
どうしても「これだけは進めたい」そう強く思う事が起きた時に限り「力のボディー・ランゲージ」を発揮します。
相手は日頃のあなたを知っているので、強気の姿勢であればあるほど「あなたの本気」が伝わります。
ぜひ、やってみてください。

ケース2
常に冷静な態度でいましょう。
何か問題が起きた場合にも焦ってはいけません。
自分の力を「冷静さ」で見せつけるのです。

相手はきっと、トラブルに動転しているでしょう。
その時に冷静な対応ができると、周りに対して「力」のボディー・ランゲージを見せつけた事になるのです。

「力」があるものが得る事のできるもの

あなたなりの「力」を身に付けたとき、周りではいくつかの変化が生まれる事でしょう。
それは、いい事でもあり。自分を謙虚に捉えられない人に取っては悪い事でもあります。

できることなら前者でいてほしいことですが、人は一度欲求が満たされるとなかなかそうもいきません。
あなたが「力」をうまく相手に対して見せることができたとき。
こんな事を手にすることができます。

ケース1
ビジネスの世界では、会社の駐車場であなたの「力」が判断されるようになります。
権力のある人のスペースは常に予約され、最高の場所を確保されています。

スペースを支配することで自分のステイタスを示しているのです。
また、車の大きさや、ドアの開閉を他人にやってもらうかどうかなどでも示されます。
こういう人は昼食時間を多めに取っても、タイムカードの管理は別の人に任せ、規定の時間をしっかり守っていることにしたりします。

ケース2
会議中に出るお弁当の中身が変わります。
ある程度あなたの好きな物が事前に聞かれ、それに合わせたお弁当が出たりすることもあります。
周りが「力」のあるあなたに対して気を遣うようになったということです。

一番簡単な「力」の示しかた

先ほどから出ている「力」の示しかた以外に一番簡単なのは「握手」です。
挨拶の際、相手が自分より格下だと感じれば堅い握手を差し出し、相手を引き寄せて反対の手で腕を押さえます。
そして、通常よりも長めの握手をします。

これに対抗するには、弱い握手を返すようにしましょう。
長々と握手するのが相手を不快にさせるように、力のある握手に対して弱い握手を返せば、その不快感が相手に跳ね返ります。
力を誇示する人は相手をじっと見つめ、見つめられた方は不安を感じます。

脅かす視線ではありませんが、相手を躊躇させるには十分です。
これに対抗するには、相手を見ないようにすることです。
相手に屈することなく、視線を落としましょう。
こうして自ら相手の視線を遮断することで、自分の力を取り戻すことができます。

また、力を誇示する人というのは、相手の椅子を引いたり、座る場所を身振りで示したりして、相手の席を指示します。
これを避けるには、あらかじめ座る場所を決めてしまいましょう。

このような相手とミーティングをする場合は、早めに言って自分の席を確保しておきましょう。
また、力を誇示する人は、相手を待たせることに長けています。
スケジュールされたミーティングでも、こういう人は全員を待たせるでしょう。

その他、このボディー・ランゲージの一般的な特色には、他人の近くに立ってその人のパーソナル・スペースに侵入する
話す時に相手の肩に手を置くなどして触る
威圧的に歩く
などがあります。

開放的には2つの意味がある

開放的なボディー・ランゲージは、リラックスした状態あるいは非常に心地よい状態を表しています。
腕や手を開いていれば、他人に何も隠したくない意思が表れており、気持ちも穏やかです。

多くの皆さんは、この「開放的なボディー・ランゲージ」間違えて捉えている場合もあります。
今も述べたように、基本は「開放的」であることに間違いはありません。リラックス状態で、誰もが「受け入れる事」への抵抗をなくしているといっても言いでしょう。

しかし、閉鎖的なボディー・ランゲージから急に開放的なものに変化した場合は、感情に急激な変化があったことを表します。
この変化はとても大切で、これを知らないと相手の怒りをかってしまったり、うまく行きかけていた商談をパーにしてしまったり。また恋人の機嫌を損ねてしまったりと、とても大変なことになりかねないのです。

ケース1
例えばあなたの話し相手が、それまで胎児のように体を丸めた閉鎖的なボディー・ランゲージをしていました。

突然しっかりと地に足を着けて座ったり、姿勢を正したとします。

さて、これどういう意味をしめしているのでしょうか。
これは、今まで閉鎖的にあった相手が、あなたの発言や態度を受けて急に気持ちが変化した事を意味しています。

つまり、攻撃的なものへと変化したと言えるでしょう。
突然気持ちが切り替わった原因が何かが早く突き止められれば、肉体的攻撃につながらない方向へと話題を変えていくことができるはずです。

このように、人の気持ちの変化を読み取る事ができる「ボディー・ランゲージ」は実に大切な要素を持っていて、何度も言うようにこの変化を読み取れなかったために、トラブルになってしまっては大変です。
相手の変化を読み取る能力をつけましょう!

心の穏やかさを伝えるボディー・ランゲージ

リラックスしたボディーランゲージについて説明します。

「開放的」とどう違うのだ??と思った方も多いでしょう。
確かにこの「開放的」と「リラックス」は紙一重といってもいいくらい、近い物があります。
一点大きく違う部分を言えば「心のやすらぎの度合い」がまったく違います。

特徴としては、呼吸が普段よりもゆっくりと安定し、筋肉も緊張していません。
顔色なども良いでしょう。
手足や腕なども、そわそわと動くことなく、力を抜いた状態です。
表情は少し微笑み、口元も穏やかです。
声のトーンも、高低なく安定しています。
眉に力が入る事もなく、口角もあがった状態です。

誰かに微笑みかけるようにしている状態ですからすぐに分かるでしょう。
このような時は、商談を含め様々なことが上手くいくといってもいいでしょう。中には、プロポースに最適な状態だという心理学者もいます。

相手の精神的なリズムを把握していれば、どんな時に相手に話をすればいいのか、またどんな風に話の流れを運べばいいのか自ずと分かってくるはずです。

自分に不利益が生まれないようにするには、このように人の心の部分を見るという事がとても大切なのです。
そうすれば、気持ちも穏やかになり安定した精神状態で話す事もできるはずです。
ちょっとした変化を常に感じながら、会話を進ませていきましょう。

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