薬やアルコールに頼らないで眠りにつける方法

「睡眠」というのは人類も含め、動物がこの地球上に誕生した時から続けられている生理ですが、実は睡眠の効果や睡眠中の脳の働きなどには諸説があって謎の部分がまだ多く残っています。

ただその中で睡眠が人間の記憶の形成に大きな影響を与えていることは分かっています。
睡眠不足から結果として記憶力に影響が出ている人は少なくありません。

睡眠不足は特に集中力の欠如となって現れます。
睡眠不足になると脳は注意散漫になりがちで、これは仕事を定められた時間内に終わらせなければならない時など、特に集中力を要する場で影響が強く出ます。

ただその半面計算能力や創造力、連想能力などはほとんど変化しません。
又、記憶力もそれほど大きくは低下しません。
あなたも過去に試験前日などに徹夜勉強をした経験をお持ちだと思いますが、それで頭がぼーっとなって、試験中に数学の公式が頭から消えてしまったなどということは無かったと思います。

又、暗記物の典型である歴史の年代が思い出せなくなったことも無かったと思いますが、如何でしょうか?
もっとも3 日も4 日も徹夜をすれば話は別です。
私達は平均して1日に6~8 時間の睡眠が必要です。

体をきちんと機能させる為にはまずはしっかりと眠ることが不可欠なのですが、世の中には様々な理由からなかなか寝付けないという人もいます。

その様な人の中には睡眠薬の力を借りて眠りにつく人もいるでしょう。
ただ薬は適切に扱わないと依存する様になり、睡眠薬が無ければ眠れない体なってしまうこともあるので気を付けましょう。

又、薬の量も増えてそれが原因で死に至ることもあります。
睡眠薬代わりにアルコールの力を借りる人もおられますが、アルコールはコントロールして適量を飲まなければ体に悪影響が出ます。

例えば飲み過ぎて二日酔い状態になっていると、仕事や学習への集中力に影響が出ます。
それだけでなく毎日アルコールを大量に摂取することを続けていると、肝臓など内臓器官を損なうことにもなります。

アルコールの適量というのは固定されたものではなく、例えば加齢によっても変化しますので、中高年になると若い時代と適量の基準が変わって来ます。

薬やアルコールに頼らないで眠りにつける秘訣をご紹介しましょう。
まずは「眠る」ことばかりに焦点を当てないことです。
集中すればするほど眠るのが難しくなってしまいます。

羊さんの数を数えるのは逆効果です。
羊さんの数が頭の中でどんどん増えて、かえって目が冴えてしまいます(笑)。

リラックスした雰囲気にいる自分をイメージしましょう。
明るい環境では眠り難くなりますからベッドに入ったらライトは消します。
住いが都市部の道路沿いで外部の音が気になるなら、サッシを二重窓にしたり厚手のカーテンを閉める様にして、部屋を静かにします。

眠る前は出来るだけ同じスケジュールで過ごす様にしましょう。
こうすると「もう寝る時間だよ」と体が合図してくれる様になります。

週末だからと言って必要以上に眠ってはいけません。
寝過ぎると今度は夜に眠れなくなり、せっかくの習慣が台無しになってしまいます。

ベッドに入ったらテレビや読書、喫煙は控えましょう。
電話で話すのもNG です。
いずれも神経が興奮状態になってなかなか眠れなくなります。

寝室は眠る為、くつろぐ為の聖域でなくてはなりません。
寝付くまでに1 時間半以上かかる場合は、いったん別の部屋に移動しましょう。

そしてしばらくの間あまり興味の無い内容の本を読んだりして過ごします。
この時部屋は静かな状態を保ってください。
それから眠気を催して来たら再び寝室に戻ってベッドに入ります。

近年の研究で脳は睡眠中も様々に働いていることが分かりました。
記憶に関して言えば、人間の脳は睡眠中も記憶を定着させる働きをしているそうです。
ですから暗記物の勉強をするのは睡眠直前の時間帯が良いと言われます。

暗記をしてすぐに睡眠につくと睡眠中に記憶が消えることはありませんので、翌朝まで必ず残っています。
そこで朝目が覚めてしばらく経って脳が目覚めたころ、昨夜暗記した内容を思い出してみます。

この時思い出した内容はその後記憶が保持されます。

毎晩ぐっすり眠れるようになると脳は記憶力をアップさせる為に機能し始めます。

脳を鍛えれば進化する

あなたの記憶力をアップさせる方法をお話しして来ました。
すぐに実行可能なものから、「自分にはちょっと難しいかな?」という方法までいろいろあったと思います。

ただこのブログにおいてこれまでご紹介して来た記憶力をアップさせる秘訣やテクニックを、少なくともそのいくつかは試してみてください。
情報を記憶し、それを必要な時に自在に取り出すのは非常に大切なことです。

記憶はその保存期間の長さによって、感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3 種類に分類されます。
この中で本当の意味での記憶と呼べるのは長期記憶です。

長期記憶は基本的には生涯忘れることはなく、それが積み上げられ体系立てられていくと今度は「知識」と呼ばれるレベルになります。

例えば日本史の年表を覚えているだけならそれは「記憶」ですが、年表に沿ってその時代を体系立てて語れる様になれば、それはもう日本史の「知識」になります。

私達の脳は鍛えれば年齢に関係なく進化し続けます。
記憶力はトレーニング次第でいくらでも高まります。
記憶力をアップさせればこれまで以上に脳は刺激され、それによって脳は更に活性化します。
つまり好循環になるわけです。

その様な人は高齢になってもボケることは無く、いつまでも脳年齢は若者のままでいることが出来ます。
紹介した方法を使ってあなたの記憶力がアップし、何時までも変わらぬ若々しさを保てることをお祈り申し上げます。

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