花粉症体質を改善する方法は?その秘密はαリノレン酸にあった

花粉になる根本原因とは?花粉症にかかると一生治らないの?で、以下のことをお伝えしました。
・花粉症(敏感体質)の根本原因はリノール酸である。
・リノール酸→アラキドン酸カスケード→炎症が起こる、という流れ。
・リノール酸を食べるのを避ければ敏感体質から脱却できる。

これらのことをきちんと認識して実践するだけで、かなり高い確率で効果を得られるでしょう。
しかし、ここではもう一歩先へ踏み込んで、より早く花粉症体質を改善する方法をお伝えします。

それはアラキドン酸カスケードを妨害する方法です。
ズバリ、答えは以下の通りです。
・アラキドン酸カスケードを妨害する方法とは、αリノレン酸を食べることである。
・食事からαリノレン酸という油を食べれば、細胞膜のリノール酸の割合が減る。
・αリノレン酸を摂取するのに最適な食材は、シソ油(えごま油)である。

これが、アラキドン酸カスケードを妨害するための最善の方法です。
これによって敏感体質がより早く改善されます。
このαリノレン酸という物質について、箇条書きでご説明しますね。

  • αリノレン酸は、「あるふぁ りのれん さん」と読む。
  • αリノレン酸も、リノール酸と同様に細胞膜を構成する。
    (リノール酸と同様に細胞膜に溜まる、と言える。)
  • リノール酸から炎症を起こす物質が作られるのに対して、αリノレン酸からは、逆に、炎症を抑える物質が作られる。
  • αリノレン酸からは、EPA やDHA などが作られる。これらは炎症を抑える物質である。
  • EPA やDHA は花粉症の症状を抑える。食事から直接摂るのも良い。特に、EPA はアラキドン酸カスケードを強く妨害する。
  • アラキドン酸カスケードを抑える効果は、αリノレン酸よりもEPA の方が数倍強い。
  • αリノレン酸と併せて、EPA とDHA を同時に摂った方がよい。(αリノレン酸の摂取だけで満足せずにEPA とDHAも摂取すべきである)
  • リノール酸の摂取が多すぎると、αリノレン酸、EPA、DHA を摂取しても改善効果が薄くなってしまう。

以上です。

実践に必要な知識としてはこれだけで十分です。これ以上の知識は、頭がこんがらがってもいけないので、ここでは割愛します。

要するに、
「炎症を促進するリノール酸を避け、炎症を抑制するαリノレン酸を摂取しましょう。」
「それに加えて、EPA とDHA も摂取しましょう。」
ということです。

αリノレン酸を効果的に摂取するには

αリノレン酸を摂るなら、シソ油またはアマニ油が一番良いです。
αリノレン酸を手軽に、大量に摂れる食材というのは、シソ油とアマニ油の2つしかないと私は考えています。

天然のアユの内臓や、野菜のケールなどにも含まれてはいるのですが、毎日手軽には食べられませんね。
だから断然、シソ油またはアマニ油が良いです。

サプリメントではどうかといいますと、お勧めできるものは見当たりません。
サプリメントだと、どれも“値段が高いわりに摂取できる量が少ない”のです。
だから、シソ油かアマニ油を食べて下さい。

なお、シソ油の一つをえごま油と呼ぶ場合があります。
また、アマニ油は、英語でフラックスシードオイルと言います。
ですので、これらの4つの単語で、油を選んで下さい。つまり、シソ油 、えごま油、アマニ油、 フラックスシードオイルのどれかを買って食べれば、αリノレン酸を効率的に摂ることが出来るのです。

シソ油とえごま油の厳密な違い

厳密には、「シソ科のシソから作られるのがシソ油」で、「シソ科のえごまから作られるのがえごま油」です。

アマニ油の様々な呼ばれ方・表現

アマニ油は、漢字で「亜麻仁油」と書きます。
フラックスシードオイル(Flax Seed Oil)は、略してフラックスオイルと表記されることもあります。フラックスシードオイルもフラックスオイルも、同じものです。表現が違うだけです。

さて。ここで1点、大事なことがあります。
それは、αリノレン酸を酸化させてはいけない、ということです。つまり、
1. 長く空気中に触れさせてはいけない。
2. 加熱調理をしてはいけない。
ということです。

これらの油は、できれば冷蔵庫か、冷暗所に置いておきましょう。
αリノレン酸を食べる時の最も大事なポイントは、“加熱調理をしない”ということです。
過熱をしてしまうと、酸化されて違う物質に変わってしまい、炎症を抑える働きがなくなってしまうのです。

となると、「サラダなどにそのままかける」といった食べ方くらいしかできないと考えた方がよいですね。
私自身も、熱を加えず、“お料理にそのままかける”という摂り方をしています。

例えば、「サラダに、かつお節とシソ油をかける」という具合です。
かけるだけということは、見かたを変えれば、「調理をせずにそのまま摂れば良い」ということですので、実は最も楽な摂り方と言えるかも知れません。
そして、EPA とDHA は、αリノレン酸よりももっと酸化されやすいです。
ですので、αリノレン酸、EPA、DHA は、加熱せずに摂取したいものです。

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