人生がつらい!ADHD向けの人生を変えるための心理療法

うまくいかないことやトラブルには、一定のパターンが見られることがあります。
その場合は、そのパターンを崩すことで問題が発生しなくなります。

例えば、家に帰った途端、口論になってしまうという人がいたとします。
そのような人は、口論を止めることを目標とするのではなく、家に帰ってシャワーを浴びてから口論するといった目標を立てるのです。

上記の例ですと、“シャワーを浴びる”ことが、パターンを崩す行動になっています。

1.問題が起きるタイミングを変える。
例えば、帰宅した直後に口論になるのであれば、帰宅してシャワーを浴びてから口論します。

2.問題が起きる場所を変える。
いつも台所で口論で口論になるのでしたら、寝室へ移動してから口論します。

3.問題が起きる直前にする言動を変える。
問題が起きる直前にする言動に特徴があるのでしたら、その言動を変えます。

4.問題が起きた直後にする言動を変える。
問題が起きた後にする言動に特徴があるのでしたら、その言動を変えます。

5.問題が起きる前、起きている間、起きた後の周りの人の言動を変える。
協力が得られるようでしたら、問題が起きる前後や、起きている間の周りの人の言動を変えます。

この中の、どれかパターンがあるようでしたら、まずはパターンを変えてみましょう。
パターンを崩すだけですので、努力の必要はありません。
尚、このワークを初めて行う際は、ワークシートの質問に答えながら進めるとやりやすいでしょう。

うまくいかないパターンから抜ける【ワークシート】

どのような問題をテーマにしましたか?
その問題には、以下の中のどのパターンが当てはまりますか?
1.同じタイミングで起こる
2.同じ場所で起こる
3.問題の直前にする言動が決まっている
4.問題の直後にする言動が決まっている
5.周りの人の言動にパターンがある(問題の直前・起きている間・直後)
それは具体的にどのようなパターンですか?
問題が起るパターンを崩すとしたら、何をしますか?
それを、いつ、どこで行いますか?
このワークを通じて、何か気づいたことがありましたらご記入ください。

うまくいった例外を知り、その例外を活かす

問題が起きている時と、問題が起きていない時の違いを見つけて、その違いを意識的に実践することで、意識的に行うことで問題がなくなります。
まずは、次の質問に答えてみましょう。

1.その問題が起こりそうで起こらなかったこと、ほんの少しでも上手くいった時のことを思い出してください。
2.その時あなたは、いつもと違うどんなことをしましたか?
あなたの家族や周りの人たちは、いつもと違う、どんなことをしましたか?
尚、このワークを初めて行う際は、ワークシートの質問に答えながら進めるとやりやすいでしょう。

うまくいった例外を知り、その例外を活かす【ワークシート】

どのような問題をテーマにしましたか?
その問題が起こりそうで起きなかった時のこと、あるいは、ほんの少しでもうまくいった時のことを思い出してみてください。
その時、あなたはいつもと違う、どんなことをしましたか?
ビデオで見てわかる言葉で答えてください。
(×いつもより気分が良かった○いつもより胸を張っていた)
その違いを意図的に行うとしたら、いつ、どこで行いますか?
このワークを通じて、何か気づいたことがありましたらご記入ください。

うまくいかないことから、うまくいくことへ興味を変える

私たちは、うまくいかないことが続くと、どうしても物事を悪く考えがちです。
そのような時に、ぜひ試していただきたい質問があります。
「最悪の状態を0点、何もかも問題が解決した状態を100点とするならば、今は何点ですか?」

さらに、次に試していただきたい質問がこれです。
「それは、0点の状態と比べて、何が良いのですか? 何が違っているのでしょうか?」

例えば、今の点数が10点だったとしますね。
それは、明らかに0点よりは良いのです。
さらに、0点の状態より、どんなところが良いのかを考えることで、良いことへ興味が向きます。

そしてここまでできたら、最後に次の質問をします。
「あと、10点だけ上がったとしたら、今と何が違っていると思いますか?どんな違うことが起こっていると思いますか?あるいは、いつもと違うどのような行動をしていると思いますか?」

この質問に対して、真剣に取り組んでみてください。
この時のポイントは、10点だけ良いというところです。
ほんの少しだけ良くなっているということです。
無理な変化では続きません。少しだけ変化するから続くのです。

ここで、分度器をイメージしてみてください。
ほんの10度だけの違いでも、距離が遠ざかるほど、0度からどんどん距離の差が広がってゆきますね。

20161201193458

問題の解決もこれと同じです。
初めは、ほんの少しの変化でも、その後は、それが大きな変化につながってゆくのです。
このワークは、どのような問題に対しても使えますので、積極的に活用しましょう。
尚、このワークを初めて行う際は、ワークシートの質問に答えながら進めるとやりやすいでしょう。

うまくいかないことから、うまくいくことへ興味を変える【ワークシート】

最悪の状態を0点、何もかも問題が解決した状態を100点とするならば、今は何点ですか?
( 点)

それは、0点の状態と比べて、何が良いのでしょうか? 何が違っているのでしょうか? ビデオで見てわかる言葉で答えてください。
(×気分がいい○ペットの犬がいてくれている)

あと、10点だけ上がったとしたら、今と何が違っていると思いますか? どんな違うことが起こっていると思いますか? あるいは、いつもと違うどのような行動をしていると思いますか? ビデオで見てわかる言葉で答えてください。

10点の違いの中で、これからあなたができることは何ですか?
それを、いつ、どこで行いますか?

このワークを通じて、何か気づいたことがありましたらご記入ください。

奇跡が起きた未来から今できる行動を知る

私たちの多くは、考えて問題を解決する習慣があります。
何か問題が起ると「どうしよう?」と考えるのです。
しかし、全ての問題が考えることで解決するわけではありません。
特に、自分が解決した経験のないことの多くは、考えても答えが出ないことが多いのです。

そこで、ADHDの持つイメージ力を活かした別の解決法を紹介します。
それは、「どうしよう?」と考えるのではなく、「解決していたとしたら、どうなっているのだろう?」とイメージする方法です。
さらに思い切って、夢が全て実現してしまった未来をイメージするのです。
そして、その魔法の質問がこれです。

「ある晩、あなたが眠っている間に奇跡が起きて、あなたの問題が全て解決し、さらに、あなたの夢が全て叶えられてしまったとします。あなたは自分の身に奇跡が舞い降りたことに気づかずに目を覚まし、いつものように一日が始まります」
「奇跡が起こったことに、あなたはどんなことで気づくでしょう?」
「あなたは、いつもとは違うどんな行動をするでしょう?」
「あなたのご家族や仲間たちは、あなたにどんな対応をしてくれるでしょう?」
「奇跡の一日の様子は、今までとどんなふうに違っているでしょう?」

これらの質問に全て答えていただき、その中から今の自分でも無理なくできることを実践します。
すると、無理なくできることを実践しているうちに、そこから、さまざまな変化が起き始めます。そして、気づいた時には、大きな変化になっているのです。

成功者の多くは、「イメージしたことは現実となる」と言います。
つまり、成功者が習慣にしているイメージを、私たちも意識的に行えばよいのです。
そして、イメージ力が高いADHDならば、それは簡単なことです。

望ましい未来の中から解決の糸口を見つける【ワークシート】

あなたが抱える問題、あるいは、あなたの願望は何ですか?

夢が実現した奇跡の一日は、いつもとどんなふうに違いましたか?
ビデオで見てわかる言葉で答えてください。

それらの違いの中で、今のあなたが無理なくできることは何ですか?
そして、それをいつ、どこで行いますか?

このワークを通じて、何か気づいたことがありましたらご記入ください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする