ADHDなら一般的な学習方法は疑え!効果が見込める学習方法は?

ADHDの多くは、よほど好きなことでもない限り、学習に集中できないとされています。しかし、学習法を工夫することで、この問題はかなり小さくすることができます。

実は、学習法には、ひとりひとり最適な方法や最適なペースがあります。
ですから、100人いたら、100通りの最適な学習法があると思っていただいて良いでしょう。
そういった意味では、自分で試行錯誤して見つけるのが一番なのかもしれせん。
それでも何もヒントがない状態では、それも難しいかと思います。
そこで、ここでは、効果が見込める学習方法をお伝えします。

マインドマップを活用する

日本では、マインドマップが、教育現場で活用され始めています。これは、マインドマップが学習の方法として優れているからです。
また、パソコンが使える環境では、iMindMapを用いても良いでしょう。
ADHDに役立つおすすめアイテム8選で紹介しています。

思考があちこちに飛んでしまうADHDにとって、マインドマップは学習法としてもおすすめです。

自分自身に許可を与える

ADHDは、叱られた経験が多く、それがセルフイメージに影響しています。
「私にはできっこない」「私は人から認められない」「私は役に立たない」

このようなセルフイメージを持ったままでは、それが心のブレーキになってしまい、新しい行動ができませんし、その通りの自分になろうとする無意識の力の影響を受けてしまいます。

そこで、心理療法で紹介した方法で、自分に掛けてしまったブレーキを緩めます。
「私は、優れた才能があると信じてよい」
「私は、最後までやりとげてもよい」
「私は、自分に自信を持ってよい」
「私は、勉強を楽しんでよい」
「私は、楽しみながら学んでよい」
このように、さまざまな許可を自分自身に与えましょう。

学習モードになるスイッチを見つける

「この曲を聴くとやる気がでる」
「この写真を見ているとやる気がでる」
「このポーズをするとやる気がでる」

上記のような、自分のやる気のスイッチになるものを見つけます。
スイッチとなるものは、目で見るもの、耳で聞くものや合い言葉、ポーズなどが活用できます。また、人前でできること、ハッキリとわかるもの、反復できること、無理なく続けられるものを意識して設定しましょう。

ちなみに私は、あるドラマの主題歌をやる気が出るスイッチとして用いています。
ドラマの主題歌を聴くと、そのドラマの情景を思い出して、主人公の使命感を私自身も感じることができるのです。

自分のレベルに合わせる

学習は、簡単すぎると飽きてしまいます。
逆に、難しすぎるとやる気を失います。
ですから、簡単すぎず、難しすぎず、ちょうど良いレベルのことを学ぶと良いのです。

例えば、小学校6年生の勉強がわからなかったとします。
その時は、小学校6年生の勉強をするよりも、学年を下げて、少し頑張ればわかるところから始めた方がよいのです。
また、学習には人それぞれペースがありますので、周りの人もそこは理解を示す必要があります。
周りの人々は、ゆっくり学ぶタイプの人対して、その人のセルフイメージを下げるような言葉を掛けてはいけません。

音読しながら書く

できるだけ五感の多くを一度に使うことも、学習効果を上げるコツです。
例えば、外国語を学習するのであれば、本を見て、それを声を出しながら読み、本の内容を紙に書きます。
すると、一度に視覚、聴覚、触覚の3つを活用していますので、短時間で学習効果が上がるのです。

主体性を持つ

人から指示されてやらされていることよりも、自分が選んでやることの方が、学習効果が上がります。

これを逆手にとって、人から指示された時には、次のように言い換えてみましょう。
「あの人から指示されたことをやらされている」
↓ ↓
「あの人に指示させたことをやっている」

また、ADHDは、やりたいことには集中できるという特徴があります。
ですから、主体性を持つことは学習効果から見ても良いのです。

目的を明確化する

学習の前には、目的を明確にすることです。
よく親が子どもに勉強させる手段として、勉強をしたらご褒美として何かをあげるという方法がありますね。これは、子どもが“ご褒美を得ること”が目的です。

但し、これに頼りすぎる人は要注意です。
全てがご褒美を得るためになってしまうと、学習本来の目的を見失ってしまいますし、ご褒美に反応するだけの機械的な目的にしか反応できなくなってしまうからです。
「学習することで、それによって何を得たいのか?」
「学習することで、それによって何をしたいのか?」
「学習することで、自分自身がどうなりたいのか?」

学習効果を上げるには、この中の1つでも明確化することが重要です。

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