「煮る」「蒸す」「茹でる」という調理法が健康に良い理由

自然界のことについて語るとき、「火・水・土」とか「火素・水素・土素」という言葉を使うことがあります。

この場合、火素とは、太陽熱であり、太陽の光であり、また地熱(地球内部の熱)を意味し、水素とは水や空気を指し、土素とは土や、土から生まれた産物(すなわち動植物も含まれる)を意味します。

「煮る」「蒸す」「茹でる」という調理法は、下から順に「火・水・土(土の産物である農産物や肉・魚)」となり、自然界の法則に基づいていると考えることができます。
(※魚も元をたどれば土の産物で、森から流れ出た豊かな腐葉土などの養分が海に流れ込み、それが豊かな生態系を作り、プランクトンから、小魚、そして大型魚へと食物連鎖によりつながっています)
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その特徴は、火と土(産物)の間に「水」が介在している点があります。

発がん性のあるアクリルアミドが発生する調理法では、
「焼く」 …水が介在していません。
「揚げる」…水のかわりに油が使われています。
「電子レンジ」…火のかわりにマイクロ波が使われます。

「火・水・土」の原則を脱線したとき、人間の健康を害する調理となってしまうことが多いようです。(中には例外もあると思います)
餅などのお焦げはダイオキシンと同じくらいの危険性があるとも言われています。

電子レンジによる調理

また電子レンジによる調理は便利ではありますが、ブロッコリーを電子レンジでチンした場合、抗酸化物質または抗癌化合物の 97%が失われるといいます。

ブロッコリーや白菜などのアブラナ科の野菜を週に 3 回以上、シメジやナメコなどのキノコを週に 1 回以上食べている人は胃がんや大腸がんにかかりにくいそうですが、電子レンジでそれが失われるとしたら・・・。

ヘルスデーの報告によると、野菜の有益性は下処理、保存、加工の仕方によって異なるといいます。「ブロッコリー 電子レンジ」で検索してみてください。電子レンジでの調理をオススメするページがたくさん出てきていないでしょうか。

輸入小麦パンと国産小麦パン

子供だけに限らず、人が食べるということを考えた場合、パンは「国産小麦」で作られていることが最低条件です。
しかし現在、学校給食で使われている多くのパンは、輸入小麦で作られています。しかし輸入小麦は輸送の時に、殺虫剤づけにされます。

この国が、いかに子供たちの健康を考えていないかが、この事実から知ることができると思います。これが日本の食の実態なのです。
こんなことをしている国が「食育」という言葉を掲げて、果たして意味があるのでしょうか?

子供たちが荒れている、学級崩壊をなんとかしないと、と言いますが、一体誰の責任なんでしょうか?

野菜の旬を無視すると大変なことになる

今では、いろんな野菜が季節に無関係に、スーパーで売られていますが、本来野菜・果物には「旬」があります。
季節に合ったもの、その季節にとれるものを食べるのが、「自然界の鉄則」なのです。

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冬に夏野菜・夏の果物を食べてはいけない!

「夏にとれる野菜・果物をあげてください」といわれたら、あなたはいくつあげることができますか?
ナス、ピーマン、トマト、キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン等々。今ではハウス栽培で、真冬にわざわざ石油を燃やして、夏の野菜を作っています。

夏野菜・夏の果物は体を冷やす

基本的に、夏にとれる果菜類、果物の多くは体を冷やします。自然の仕組みでそうなっているのです。
南国産のバナナ・パイナップルなどはもっと体を冷やす働きがあります。それは、その土地の気候風土に合うように作物ができているからです。それが自然の摂理なのです。

ですから、その季節、その地域に出来るものを食べることがいいのはそういうことなのです。本来の地産地消とはそういうことです。
季節・旬が一致していないと意味がないのです。

体が冷えると恐ろしいことに

旬を無視した食生活をしていると、体温が低下してきます。
体温が低下するとどうなるのか?36.5℃は現代人の平熱と言われていますが・・・。

36.5℃ ――― 健康な状態・免疫力旺盛
36.0℃ ――― 震えるということで、筋肉を動作させ熱を発生させようとする働きが起こる
35.5℃ ――― 自律神経失調症、アレルギー症状、排泄機能低下
35.0℃ ――― ガン細胞にとって最も増殖しやすい危険温度!
34.0℃ ――― 生命の維持が危うくなるぎりぎりの体温
33.0℃ ――― 凍死直前の体温

私の知人に平熱が35℃の人がいます。
非常に危険なので、今体温をあげることを勧めています。

冷える要因

体温が低下する原因には、以下のようなものもあります。

運動不足 ==>(筋肉不足)

人間の筋肉の大半は下半身にありますので、歩くことが不足すると筋肉不足となり、体温低下の一因になります。また「ふくらはぎ」は「第2の心臓」ともいい、歩くことで血液を戻すポンプの働きをします。歩くことが健康にいいのは、こういった理由からなのです。

ストレス ==>(血行不良)

ストレスは現代人につきものと言ってしまえばそれまでですが、ストレスが増大すると、緊張ホルモンと呼ばれるアドレナリンなどが分泌され、血管が収縮するため血行が悪くなり、この状態が続くと体温の低下へとつながります。

薬の飲み過ぎ

鎮痛剤や解熱剤など、ほとんどの薬剤は体を冷やすと考えた方がいいでしょう。

学校給食も、レストランも、家庭も・・・

以上の全てにおいて、旬をきちんと知り、守っているところは皆無と言えます。
ただ単に「旬のものを食べましょう」と言っても、その本当の意味がわからないと何にもならないのです。

【体を温める食べ物・冷やす食べ物】

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人間の体質も「陽性」「陰性」がある

陽性の人は、男性ならハゲるタイプ、暑がりで、どちらかというと高血圧。便秘気味。
陰性は、男女ともに、白髪が多く、低血圧、冷え性の人。

体を温める食材「ショウガ」

ショウガの原産はインドで、紀元前2世紀ころヨーロッパに伝わってきました。
16世紀頃、イギリスでは、ショウガは大変貴重品だったそうです。
14世紀頃、ロンドンでペストが流行し、市民の3割以上が死亡。

そのときショウガを食べていた人は誰も死ななかったということが、後に分かり、国を挙げてショウガを食べることが奨励されました。
今でもイギリスでは「しょうがパン」が愛好されているといわれています。

ショウガには、体を温める作用、血行をよくする作用、発汗を促す作用、血圧安定作用、血栓を予防する作用など様々な働きがあり、事実、漢方薬の7割以上に「ショウガ」が使われています。

ただ、汗かきの人や脱水症状、血便、体が熱くほてりのある人、頻脈の人などはショウガをとるのは避けた方がいいそうです。

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