子育てでの音楽の利用について!実際に我が家でやっていること

CDの音に欠陥があることはかなり以前から問題視されていました。
しかし、これほど普及したメディアであるだけに、今更欠陥だと言われても・・・、というのが音楽業界の本音なのでしょうか。

問題の焦点になっているのは「ハイパーソニック・エフェクト」といわれる人間の耳には通常聞こえないとされている超高音域の音が脳に心地よい刺激を与え、リラックスさせる効果。

様々な研究データをもとに各専門家は口を揃えて次のように言っています。
「CDにはハイパーソニックエフェクトがないため、昔のLPレコードよりメディアとしては劣っている」

放送教育開発センター(文部科学省)の大橋力教授らの研究発表によれば、人間が聴き取れないほどの高周波(超高音域)が、CDでは再生されないが、LPレコードでは再生され、脳に良い影響を与えているということがわかっています。

「CDは、人間の耳は20kHz以上の高音域は聴き取れないという前提で作られている」
大橋教授は研究で先のような結果が出た以上、CDの規格を見直すべきだと提言しています。

大橋力教授による研究の内容

同じ音楽のLPとCDを十人に聴いてもらい、脳波を測定。
LPレコードは、脳波(α波)が増えたが、CDでは脳波(α波)が弱くなりました。感想を聞くと「耳当たりがとても良い」「リラックスする」とLPレコードの方が勝っていたそうです。

植物のオーラが輝く

グラス・ハープの音色を使って演奏された音楽を流したとき、最も植物のオーラが輝いたという研究報告があります。(S・サンダーと L・シュローダの実験)
グラス・ハープは、ワイングラスなどのふちに水をつけ、指でこすって出す、高音(高い周波数を持つ)の美しい響きのこと。

高い周波数の音には脳をリラックスさせる効果

山や森、滝の近くなどに行くと、マイナスイオンが豊富で癒し効果がある、と最近よく言われますが、実はマイナスイオンによる癒し効果だけではなく、鳥の鳴き声、木々の枝葉の擦れる音、風の音、虫の声など様々なサウンドがそこには存在しています。それらの音も豊かな高周波音を含んでいて、ハイパーソニック効果により、人を癒してくれるのです。

ところが最近の住宅は高気密化が進んでいて、これらの音が遮断されてしまいます。密閉性の高いマンションや住宅に住んでいると、イライラやストレスがたまりやすくなるようです。
高気密高層住宅に住む子供ほど、ストレス性の病気や神経症に罹りやすいのも、これらのことが原因しているかもしれません。

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SACD

そこで、CDの持つ欠陥をほぼ完全に補ったメディアSACD(スーパーオーディオCD)とDVDオーディオが登場しました。
SACDもDVDオーディオも、試聴してみるとCDとの違いをすぐさま感じることができると思います。

オーケストラの演奏をSACDで聴いた場合、コンサートホールの空気感さえも感じられるといいます。

CDとスーパーオーディオCDの違い

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SACDの特徴として、一般的には「きめ細かい音」と認識している方が多いようです(インターネットで検索してもそのような情報が多い)。もちろん、表で見てもわかるとおり、データ量の違いから、音のきめ細かさにおいても圧倒的な違いがあることがわかります。

しかし、もっとも重要なことは、CDの音は22kHz以上の音は、「人間の耳では聴き取れない不要な音」としてカットされていますが、スーパーオーディオ CD の周波数特性は 100kHz を再生することができます。

食物で例えるなら、CDは化学肥料で育ったミネラル不足の野菜。SACDは天然の自然の力で育った栄養満点の野菜といったところです。
スーパーオーディオ CD のサウンドの持つ空気感や、やわらかさ、聴いていて疲れない、飽きない音の秘密は、ここに理由があるのです。

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以前、アナログレコードからCDへと一気にメディアが変わりました。
最初にCDの音を聴いたとき、確かに「いい音」「透明感のある音」という印象を受けました。私が買った一番最初のCDはホルストの組曲「惑星」でした。それからCDの音を聞き続けていて、いつしか音楽を好んで聴かなくなりました。

そして、平成6年の朝日新聞の一連の記事で、CDの音が人間に悪影響であることを知り、CDを聴くことをできるだけやめるようにしました。

当時私は、合唱団に所属する友人何人かにCDの音についての感想を聞いたことがあります。その答えは次のようなものでした。

「CDの音は、なんとういうか聴いていて違和感がある。」
「あまり長く聴いていると疲れてくる。」
彼らもCDの音に何らかの疑問をずっと抱いていたようです。

オンライン CD ショップ経営者の方のコメントです。
「クラシックCD業界において、SACDの需要は無視できなくなってきた。ポップス分野では今後数年間で音楽配信サービスが主流になっていくと思われるが、クオリティ重視でコレクション的要素の強いクラシック・ジャンルでは音楽配信サービスよりも逆に今後はハイ・クオリティのSACDへの依存傾向が強まっていくと思う。実際、SACDをいい再現装置で聴いてしまった人は、幸か不幸か通常のCDには戻れないという。これからはそうした方が増えてきて、新譜だけでなく過去の音源のSACDでの出しなおしがゆるゆると行なわれるようになると思う。」

SACD環境を安く揃えるには

一方でSACDのシステムを揃えるにはお金がかかる等、オーディオマニアでない一般層にはなかなか手が出ませんでした。
一時期、ソニーからお手頃価格のSACDコンポが出ましたが、生産台数が限られていたため、現在は入手不可能となっています。

私は、家庭用と野菜栽培用(ハウス用)と2セット揃えているのですが、家庭用のものは13万円(アンプ・スピーカー・プレイヤー)ほどかけましたが、野菜に聴かせるためのものは安く揃えることができました。

オルゴール療法

オルゴールが超高音域を多く含む優れた響きを持っていることが分かり、それを活かすことが大変有効であることがわかっています。

オルゴールのサウンドは、脳幹を直接刺激し、交感神経の働きを助け血流を促進します。酸素や白血球・リンパ球の流れを良くし、内蔵の動きを正常にします。副交感神経が優位になり胃腸の働きを促し消化を良くします。リラックス効果によりストレスを減少させます。

しかし、本格的なオルゴールは非常に高価です。本格的なものは100万円以上するものもあります。安いものでも30万円から50万円はするので、なかなか普通では手が出ません。私もオルゴールがそんなに高いものだとは最近まで知りませんでした。

不登校の子が増える中、オルゴール療法で不登校の子供が学校へ行けるようになったという実例もあり、オルゴールの音は確かに高い癒し効果を持っているようです。

オルゴールを選ぶ際の注意点

オルゴールには、弁数(50弁、72弁、100弁など)というものがありますが、これがオルゴールを選ぶ上での重要な目安になります。

弁数が多いということは、それだけ再生できる音域が広いということになり、弁数の多いオゴールは低音から高音までを広くカバーしているということになります。

オルゴール療法には、一般的に72弁ものが良いとされています。
弁数だけで見れば、さらに多いものには100弁、144弁などありますが、ここで気を付けなければならないのは、100弁は50弁を二つ並べたものであり、144弁は74弁を二つ並べたものであるということです。

音域だけで見れば、72弁のほうが100弁より広く、72弁と144弁は同じものです。二つ並べられた物は、それだけ複雑な演奏が可能となったもので、ピアノ演奏でいえば、片手演奏と両手演奏の違いのようなものだと思います。

以上の点から考えた場合、オルゴール療法においては、予算面から考えると72弁が最適かと思います。

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1つの動力(ゼンマイ)から2つのオルゴール(シリンダ)を同時に動かすことにより複雑な曲の演奏が可能なタイプ。
これは100弁のもの。
1つの動力(ゼンマイ)から1つのオルゴール演奏をするタイプ。これは72弁のもの。

楽器の持つ音の特性を検証

フルートなど・・・高周波(100kHz)はあるが低周波がない
太鼓・・・低周波だけで高周波がない
ピアノ・・・低周波楽器で高周波がない
バイオリン・・・高周波の楽器

楽器には周波数特性というものがあり、高い音域(高周波)を多く含んでいるものもあれば、含んでいないものもあります。
倍音成分の豊かな比較的高い音域を持った楽器であるバイオリンやフルートなどが高周波音をよく発する楽器といえるでしょう。

これらの中では、バイオリンとフルートの音色がもっとも視床下部を刺激するともいえます。
また、高周波・低周波両方を含むサウンドが脳を刺激し、もっとも癒し効果が高いといわれています。つまり、高周波音・低周波音の両方が必要だというわけです。

理想的な組み合わせとしては、バイオリンとピアノの組み合わせ、弦楽合奏(弦楽四重奏など)、オーケストラ演奏などですが、これらは「家庭で気軽に」という条件から見て、現実的ではありません。

家庭でできるミュージックセラピー

夏の風物詩のひとつといえば「風鈴」です。
風鈴の音を聴いていると、なぜかとても癒されるという経験はありませんか。

実は、「風鈴」の音にも、人間の可聴範囲の上限といわれる20kHzを越える、超高周波音が豊かに含まれているのです。さきほどの話に登場した「ハイパーソニックエフェクト」が風鈴の音でも起こっているというわけです。

一般的に「風鈴」は夏しか使用しませんが、このような点で考えれば、一年中使った方がいいとも言えます。しかし、風鈴は「風」に依存するため、風が吹かなれけば、ただの飾り物にすぎないということになりま

豊かな高周波音を持つ楽器は・・・

オーケストラの中では小さく、目立たない存在でありながら、その音は実にクリアーで、よく通る楽器といえば何を思い浮かべられますか?

その楽器とは、トライアングルです。トライアングルのサウンドは、非常に豊かな高周波音を含んでいます。トライアングルこそ、家庭で気軽にミュージックセラピーを行うのに持ってこいの楽器といえると思います。一般に楽器といえば非常に高額な物が多い中、トライアングル
は楽器店でも千円程度で購入することができますし、一時期は100円ショップにも売ってありました

コンサート会場でオーケストラの演奏を聴いているとき、トライアングルの音は、他の楽器の音に埋もれずハッキリと聴こえるという特徴を持っています。

トライアングルは、硬い金属同士を打ち付けて音を出していますが、音が発生する瞬間をコンピュータで解析すれば、トライアングルに接している空気が、金属表面の振動により素早く強力に圧縮され、鋭い波形の音を発生するのです。このため他の楽器よりもはっきりした音として聞こえるのです。

トライアングル・セラピー

では、実際にトライアングルを「音による癒し」として使ってみましょう。
例えば、家族がイライラしている場合。私が行ったのは、次のようなことです。

「子供がケンカをやめず、それを止めようとしていた妻までイライラ爆発。せっかくの日曜日の午前中が台無し・・・。私は、クラッシックの音楽を少し小さめのボリュームで流しながら、トライアングルを持ってきて、音楽に合わせて軽く鳴らし始めました。(「軽く・優しく」鳴らすことがポイントです。強く叩きすぎると、キツイ感じになってしまいますので、中くらいの強さを心掛けてみてください。)

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私が音楽に合わせて、トライアングルを鳴らして10分ほど経つと、妻も子どもたちも、いつしかイライラはどこかへ消え去り、ニコニコ顔に。さっきまで眉間にシワを寄せてイラついていた妻も笑顔で掃除を始めました。また子どもたちもご機嫌になり、一緒に仲良く遊び始めました。(この時、私はまだ“トライアングル・セラピー”の秘密を家族に話していませんでした)」

家族の機嫌が悪いとき、わたしはよくこの方法をとりますが、ほぼ例外なく、家族のイライラは消え去り、上機嫌になります。
今後の課題は、自分でトライアングルを鳴らさなくても、自動で鳴ってくれる仕掛けを作ることです。
また「録音してもいいのでしょうか」という質問ですが、これは意味がありません。録音の際、高周波音が失われるからです。

普通のCDのオルゴール曲を流すと・・・

また別の日に、同じようなことが起こり、今度はCD「癒しのオルゴール曲集」を流して、トライアングルは使いませんでした。するとケンカはおさまらず、妻のイライラ状態も一日続きました。CDの音に癒し効果がないということをあらためて実感しました。

シロフォンやハンドベルなども有効

トライアングル以外に有効なのがシロフォンやハンドベルです。私も試してみましたが、効果だけで見ると、トライアングルには及ばないものの、ある程度の効果を期待できるようです。

シロフォンは河合楽器から3500円ほどで、手頃なものがでています(子供向きながら、音は良質でした)。「カワイ」のミニ楽器シリーズは子供たちの正しい音感の発達を助けるように念入りな調節が行われているそうです。透明感のある音が響くシンプルなシロフォンです。

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ハンドベルの方はといいますと、こちらは安い物はオススメできません。楽器店に置いてある1セット一万円以下のものを一通り試しに鳴らしてみましたが、納得できる音質のものはありませんでした。数万円程度のものなら良質なものが多いと思いますが、一般に販売されているハンドベルでは高いものでは10万円以上するものもあります。

以上のようなことから、やはりご家庭で気軽に使えるのはトライアングルだといえます。ご家族のイライラ、またはご自身のイライラ。そんなとき、ぜひ「トライアングル・セラピー」を試してみてください。きっと5分、10分後にはイライラがおさまるのが実感できると思います。

SACD でモーツァルトを聴く

モーツァルト生誕250年で、モーツァルトブームですが、ここまでお読みくださったあなたはもうすでに、CD でモーツァルトを聴くことがいかに意味のないことかは十分おわかりのことと思います。

モーツァルトとひとくちにいっても、その曲の数は600曲以上もあります。その中から、子どもたちにとって効果のある曲を探し出すのは、多くの投資と、年月がかかりました。

私がまとめたこれらのデータには医学的な根拠は何らありません。
ただ単に、毎日の生活の中で私が様々な曲を SACD で子供に聴かせ続け、その変化を観察し続けてきた、あくまで私の主観的データです。そのことを了解していただいた上でお読みください。

そして、私にはもうひとつの目的がありました。子どもたちに効果があったものは植物栽培にもきっと効果がある、という前提で私は曲が与える子どもたちへの影響を注意深く観察していたからです。

当時、私はイチゴの栽培をしていて、もちろん農薬・化学肥料などは一切使用しない栽培法だったため、アブラムシやハダニの発生に手を焼いていました。それを音楽療法の力で何とかできないものかと試行錯誤していたのです。
(植物と音楽については「植物の神秘生活」工作舎・ピーター・トムプキンズ、クリストファー・バード著に詳しく解説されています)

そんなとき私はいつもこの曲を流していました。

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アーティスト ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
タイトル モーツァルト:交響曲第 39 番&第 40 番他
曲名/その他 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543/交響曲第40番ト短調K.550/モテット「エクスルターテ・イウビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)」K.165 ジュディス・ラスキン(ソプラノ)
レーベル名 sony classical
品番 SRGR751

モーツァルト「交響曲39・40番」
モーツァルトの最も充実した時期に書かれたといわれる「三大交響曲」の中の2曲が収録されています。子供が朝から元気がないときに聴かせるのは、この中の3曲目のメヌエットです。とても親しみやすく、何度聞いても飽きが来ない、朝から元気が沸いてくる曲です。これを聴かせていると、朝からぐずっていてもすぐ元気になることが多いです。

聴かせている時間帯は主に朝食時、朝食後支度をしている時間(AM7:00~7:30)です。

朝の脳のウォーミングアップに・・・

上のメヌエットの前に、同じくモーツァルトのヴァイオリンソナタをよく聴かせています。朝朝食前の6:30~7:00頃に主に流しています。
モーツァルトのヴァイオリンソナタ集 Vol.1
アーティスト レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)ゲイリー・クーパー(ピアノ)
タイトル モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集-1
曲名
ヴァイオリン・ソナタ第 35 番ト長調 K.379
ヴァイオリン・ソナタ第 1 番ハ長調 K.6
ヴァイオリン・ソナタ第 43 番ヘ長調 K.547
ヴァイオリン・ソナタ第 34 番変ロ長調 K.378
品番 CCS SA21804
チャンネル Stereo/Multi
ディスクの種類 ハイブリッド

これらのヴァイオリン・ソナタの中から、特にヴァイオリンの音の高音がよく伸びる曲を流すようにしていました。これらの曲である程度のウォーミングアップをしてから、最初に紹介したメヌエットにつなげた方が効果があることが多かったのです。

モーツァルトの音楽の秘密

数ある音楽の中で、モーツアルトの音楽は、現代人の抱えるストレス、過労、睡眠不足、自律神経失調症などを大きく改善し、健康にする効果があるということがわかってきました。モーツァルトの音楽は、一定のリズムを持った透明感のある高周波音が豊かで、それらの音が耳の中にあるうずまき管を活性化したり、リンパの状況を改善したりするそうです。

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古代ギリシャの数学者ピタゴラスは、独自の音楽理論で、音楽の持つ治療効果をすでに説いていたそうです。
また、動物実験では、モーツァルトの音楽をラットに聴かせた場合、モーツァルトを聴かせたラットは、聴かせなかったラットより早く迷路の出口を見つけだすことができたという実験報告があります。

また現代人は、ストレスにより唾液の分泌量が減り、虫歯などの原因になっていると言われています。よく子供が学校でいじめられたりすると、ストレスで急に虫歯が増えるというような話を聞きますが、これも唾液の分泌が急激に少なくなってしまうためだそうです。

モーツァルトの音楽を聴くことで、副交感神経が効果的に刺激され、唾液が多く分泌されるようになります。
ストレスにや乱れた生活リズムによって、自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)が崩れると、交感神経が優位になり、アドレナリンの分泌により、攻撃的な性格になったり、ちょっとのことでもキレてしまったりするようになります。

またアドレナリンの過剰分泌と、ストレスによるコルチゾールというストレスホルモンの増加で、血行障害から冷え性になります。「冷え」は万病のもと、といわれるくらいで、冷えから様々な病気につながることは「食育」の章でもお話ししました。このことからも、いかに現代人は多くの「冷える要因」にさらされているといってもいいでしょう。

またストレスの増大、交感神経の優位状態は、活性酸素を増加させガンなどの原因にもなります。モーツァルトの音楽を聴くことで、副交感神経の働きを活発にし、崩れた自律神経のバランスを整えてくれるのです。
ところが、このようにモーツアルトの音楽の持つすばらしさをある程度知っていながら、CDで聴いてしまう人が多いのです。ハイパーソニック効果のことを知ってしまえば、CDの音を聴きたいという気持ちは起こらなくなります。なによりCDの音はずっと聴いていると疲れます。

文部科学省放送教育科学センターの大橋力教授らによれば、高周波音が含まれていない音(CDなどの音)を聴かせた場合、脳波(アルファ波)が低下したという実験報告があります。
音楽療法士の資格を持っている人でさえ、このハイパーソニック効果を知らない方が多いことには驚かされます。

音楽のもたらす様々な効果

・ フランスのブルターニュ地方の修道院で飼っている牛に、モーツァルトのセレナードを聴かせたところ、乳の出がよくなった。
・ アメリカのボルティモア市の聖アグネス医院にて、救命救急診療棟の患者にクラッシック音楽を聴かせている。冠動脈疾患集中治療室の責任者であるレイモンド・バール医師は「30分の音楽は、10グラムの精神安定剤と同じ効果がある」と語る。
・ カナダのエドモントン市では、街を歩く人々に穏やかな気持ちになってもらう目的で、広場でモーツァルトの弦楽四重奏曲を流しはじめたところ、麻薬販売が減少したという。
・ 日本のある醸造元にて、モーツァルトの音楽を流すことによって最高の酒ができることがわかった。日本酒の製造においては、酵母の濃度が最終的な酒の品質を決定するが、モーツァルトの音楽をかけたときは、この酵母の濃度が10倍になった。
・ 理論物理学者のゴードン・ショウは、「モーツァルトの音楽は脳をウォーミングアップしくれる」と提唱している。
・ アーヴィン市にある神経生理学センターの研究で、モーツァルトの音楽を聴かせただけで、学生の成績に差が出たことから、多くの公立学校がモーツァルトを BGM として導入し、学生の集中力・成績が向上したと報告している。
・ フランスの医師で、モーツァルト効果の研究における第一人者であるアルフレッド・トマティスは、モーツァルトの音楽についてこう語る。「モーツァルトの音楽には、他の作曲家の音楽にはない効果と影響力を持っている。モーツァルトの音楽には、痛みから解放し、治癒する、癒しのパワーがある。彼の音楽の効果は、他の作曲家をはるかに抜きん出ている」
・ デンバーのテンプル・ビュール・カレッジの院生であるドロシー・リタラックは植物と音楽の実験を行うため5つの小さな温室を作り、そこにトウモロコシ、カボチャ、マリーゴールドなどを栽培した。そのうちの4つの温室に彼女は音楽を流し始めた。ひとつはインド民族音楽、ひとつはバッハの音楽、ひとつはカントリーミュージック、そしてもうひとつは激しいロック音楽。残りのひとつは何も音楽を流さなかった。数ヶ月後、インド音楽とバッハの音楽を流した温室では植物の生育が劇的に促され、カボチャの蔓(つる)はスピーカーに寄り添うように伸びていた。ロック音楽を流していた温室では花付きが悪く、生育も悪かった。カントリーミュージックの温室は、音楽を流さなかった温室と同じ程度の生育状況だった。
・ ドン・キャンベルは著書「Mozart Effect(モーツァルト・エフェクト)」の中で「会社・学校・家庭で音楽による癒し効果を成功させるには、音楽を流す時間を一時間あたり22分以下にすることが秘訣である。5分から7分の曲を3曲、仕事の始まり、中盤、終盤にかけるか、午前中に一回、午後に一回というように、2回かけることで非常に効果的である」と語っている。
・ 家庭内暴力の犠牲となった患者の治療に当たっている音楽療法士の調査によれば、虐待によって失った「自己」という感覚が、音楽の力によって取り戻せる場合があるということが明らかになっている。特に効果があるのは木管楽器の演奏で、木管楽器には呼吸を楽にし、患者を幸福感で満たす働きがあるという。

SACD システムを安価で構築する

プレイヤー、アンプ、スピーカーと揃える場合、つい良いものをという思いから予算オーバーになってしまいがちです。

私はさきほどお話しましたとおり、2セット(自宅用と野菜ハウス用)持っていますが、野菜ハウス専用の方は、予算の都合上どうしても安くすませる必要がありました。

SONY が以前発売したものの中に、アンプ内蔵型 SACD プレイヤーがあります。これだとプレイヤーとアンプを別々に買わずに済むので予算的にも助かります。他でもそうですが、こういう電化製品は生産台数が限定されているので、生産中止となってから手に入れようとしてもなかなか手に入らないことが多いものです。

私は Yahoo オークションで一時期集中して探して、安く落札することができました。
またプレイヤー・アンプ・スピーカーが一体になったシリーズも時々Yahoo オークションに出品されているようですので探してみられてはいかがかと思います。

ミュージックセラピーのまとめ

・ CD の音では、豊かな高周波音が含まれておらず、音による癒し効果「ハイパーソニック・エフェクト」が起こらない。
・ CD のような高周波音域がカットされている音は人間の脳波(アルファ波)を低下させるという実験結果が出ている(朝日新聞・平成六年十月十四日夕刊)。
・ SACD のシステムをまともに揃えると高額になるため、安価で揃える場合はオークションで根気よく探す。時々良いものが出品されていることがある。
・ 音楽も食生活と同じ問題を抱えている。栄養不足の音楽を聴き続けていれば、良い音楽を聴いてもすぐには違いがわからない。聴き続けることで耳はだんだん肥えてくる。
・ 高気密住宅は高周波音(鳥の声など)を遮断しているというデメリットを持つ。
・ ストレスから、冷え性、様々な病気の原因になることが多い。
・ モーツァルトをはじめとする良い音楽はストレスを解消したり、自律神経のバランスを整える。
・ モーツァルトの音楽は脳のウォーミングアップをする。
・ 脳を刺激し、癒し効果が高いのは、高周波音・低周波音の両方を含むサウンド
・ オルゴールはストレスを軽減させるリラックス効果をもつ。弁数は72弁のものがよい。
・ 風鈴の癒し効果はハイパーソニック効果によるもの
・ 家庭で最も手軽にできるミュージックセラピーは、高周波音を豊かに含み安価で手に入る楽器「トライアングル」を活用するのがよい。
・ トライアングル・セラピーは、強く叩かず「優しい音」を心掛けた方が効果がある。

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