人材派遣会社に応募した後のサンプルメールがほしい

それでは、これから小型・中型・大型サイトに会員登録し、人材紹介会社へ応募した後のプロセスについて説明します。
人材紹介会社への応募が完了して1~3日経つと、以下のようなメールが届きます。

______様
この度はエントリー頂きまして、誠に有難うございます。
エントリー頂きましたWebレジュメを拝見いたしました。
___職をご希望ですと___や_____等幾つかあります。
スムーズにご紹介できるよう,もう少し詳しいことをお教え頂きたく思いますのでお手数ですが、メールにて履歴書・職務経歴書をご送付願いますか。
その後、ご紹介できる案件がございましたらご連絡の上、面談の日程を調整させて頂きます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

上記のメールは一番一般的なものと言えるかもしれません。
自分たちの会社にはこのような案件があるけれども、もうちょっとあなたの状況を知りたいので、必要書類を送ってくれたらその後面談しましょうね、という内容になっています。

確かに、Web 上で打ち込んだレジュメを見ただけでは本当にその人が求人案件に適しているかはわかりにくく、改めて正式書類を送ってほしいと言ってくる人材紹介会社の担当者言い分はもっともです。

このメールでは赤字であるように「ご紹介できる案件」があれば面談しましょう、という内容になっているので比較的ビジネスライクに進められる感じはします。

本当に転職希望者の登録が少ない場合、案件の話を全くせずいきなり「まずはお会いしましょう」と言ってくる会社があるので注意してください。
こういった会社だと、何とか休みの日に面談の設定をし、1時間~2時間話をしたのに結局何も紹介案件をもらえなかった、とい最悪のケースにはまることがあります。
それを見抜くために、「この会社は本当に自分に合った案件をもっていそうなのか」と 「今後のやり取りがそんなに手間にはならなさそうか」を最初のコンタクトメールから判断する必要があります。

こんなメールだともっと具体的で助かりますよね。いきなりオススメの求人案件を添付してくれているので、判断できる情報が増えたことになります。これがもしとても魅力的な案件であれば、そこで面談の予約を入れればいいわけです。
ただ、人材紹介会社の方もまだ当てずっぽうで紹介している部分が多いため、これから案件は精査する必要がありますけどね。
______様
はじめまして、
私、___人材事業部の___と申します。
宜しくお願い致します。
ついては、貴方様への求人のご紹介をさせて頂きたい所存です。
添付求人をご覧頂ければ幸いです。
別途、Web 登録のご案内をさせていただきます。
当社のホームページよりエントリー頂ければ幸いでございます。
http://www. ___.co.jp/
■____国際業務を中心に、より最適な企業へのご紹介。

ご連絡お待ち申しております。
(メール対応可能でございます。)
どうぞ宜しくお願い致します。

さて、ちょっと悩むのが、案件を示さないでいきなり「面談をしましょう」と言ってきた人材紹介会社に対する応対の仕方です。特にその会社が明らかに自分が欲しい情報を持っていそうだけど、確証までには至らない場合などですね。

こういった「面談をしましょう」という類のメールが来た時にあなたが取る対応はふたつあります。ひとつは「面談ついでにキャリアの相談でもすれば、仮に案件が出てこなくても元は取れるだろう」という考えをして素直に面談のアポイントを取っていくこと。もうひとつが、メールのやり取りを通し、相手を見極めながら情報を収集していくこと。前者は時間のある人なら誰でもできますので、いかに後者を効率よく行なっていくかについて考えてみましょう。

株式会社______ ___様
お世話になります。___と申します。
それでは、まずいただきましたインストラクション通り、
1.___
2.______
3.____
をお送りします。

Web 上のレジュメにも記載しましたが、私は現在____職に興味があり、もし該当しそうな企業があれば(匿名でも構いませんので)募集要項などを教えていただけましたら幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

ただ、これだとちょっと物足りない感がありますよね。 そこで、以下のようにきっちり書ききって相手の反応を待つ手があります。

株式会社______様
早速返信をいただきましてありがとうございました。
現在___で日中休みを取れず、今すぐにお会いするということが難しいため、簡単に私の展望と探している職種、今後のスケジュールなどについてお話したいと思います。

履歴書と職務経歴書については本メールに添付しましたのでご確認ください。なお諸事情により___のサイトでは実名になっておりませんが(そのまま自社の人間に検索される可能性があると認識しております)、今回実物の書類を添付しますので、こちらで本登録としていただけませんでしょうか。

将来の展望と卒業後のキャリア選択ですが、 ___職において___を実行し、結果として___してきた経緯がありますので、まずは___にて _________が実践でき____を実現できる仕事をしたいと考えております。_年以内に_____で ______の仕事をしているイメージがありまして、その前段階として以下の仕事を探しております。
・___(候補)
・___や___支援など
・___、___型___
・____(有名な外資系以外)

現在見ております各職種の違いは承知しておりますが、職務遂行において必要な資質やスキルには共通のものも多いと考え、あとは自分との相性なども考えていきながら決めたいと思っております。

以上は現段階でのイメージですが、私が気づいていない新しいキャリアの道があるかもしれませんので、ご提案いただけるのでしたら嬉しいです。

今後のスケジュールですが、______で___ だと考えております。このようなタイトなスケジュールのため、もし私の希望にマッチしそうな案件がございましたら先にお送りいただければ助かります。

本来であればすぐにでも直接会って今後のキャリアについてご相談させていただきたいのですが、今回の状況ではまず案件ベースで進めさせていただいた方が結果的にいいかもしれないと考えております。
宜しくお願い申し上げます。

上記のポイントは幾つかあります。
■ 忙しいためにメールでやり取りをしたい意思と熱意を伝えていること
■ 現時点で大体どのような職種に興味があるかを書いていること
■ 将来的なイメージをざっくりであれ伝えていること
■ 本当は直接面談をしてからもっと自分に合った案件を紹介してほしいけれども諸事情により難しいため、案件ベースでのやり取りをまず先にやらせてほしいと伝えていること

要は、「自分はこういう人間で、キャリアについてざっくりとこういうことを考えているのだが、忙しいのでまず案件を先に見させてください」と伝えることです。

ちゃんと理由が明確であれば(あなたの仕事状況もしくはライフスタイルなどから正直かつ合理的な理由を考えだしてください)、多くの人材紹介会社があなたに理解を示し、案件を少しずつ送ってきてくれるようになります。もしあなたに合う仕事が手元にあった場合、やり取りで時間をロスしてしまって結局紹介できずに終わってしまうくらいならちょっとは融通利かせてでも先に進めたい、という思惑が働くからです。
(勿論、融通が全くきかない会社もありますので、それは諦めてください。)

ひとつ言えることですが、先方にとってもこれはビジネスであるため、あなたが本当に信頼できる人であると認識されるまでは情報に制限がかかってしまうことは仕方ありません。紹介してくる会社名がマスキングされていても現段階では良しとしましょう。

その後、人材紹介会社があなたの事情を理解すると、具体的にはこのようなメールが届くようになります。(ある転職希望者が実際に受けとったたメールです)

___様
お世話になっております。______でございます。
早速のご対応、ありがとうございます。書類を本日確かに受領致しました。
また、ご丁寧なメールを頂戴致しましたことも併せてお礼申し上げます。
以下、ご紹介したい案件についてご案内致します。

●_____株式会社:___グループ
(以下案件の詳細)
●_____株式会社:___部
(以下案件の詳細)

上のメールには実際には社名他情報が記載されていました。
下のメールには案件が添付ファイルでくっついており、あまりの量だったために何通もメールを分けて送ってくれたそうです。この会社だけで結局30件位送っていただいたようですが、7割近くは面白い案件だったそうです。

___様
ご連絡遅くなりました!
添付の通りご紹介求人をお送りします。
ご希望頂きました、___系、__、__、______プラスα といったところです。合計28件です。
____系のポジションはまた別途お送りします。
ご検討の上お返事いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。

ちなみに、上述したように全ての会社で話がスムーズに進む、とは限りません。
一番最初の段階で、このような「残念ながら・・・」というメールがやってくることもあります。この場合、その人材紹介会社とは縁がなかったわけで、「縁がなかったエージェント」という名前のフォルダでも作成してメールを残しておくとよいでしょう。
(二重登録などをこれで防ぎます)

どんなキャリアの人でも全ての人材紹介会社に好かれるわけありませんし、各紹介会社それぞれに案件の個性があるため、いちいち感傷にひたっている時間も無駄です。

______様
この度は___よりエントリー頂きまして、誠にありがとうございます。
エントリーいただきました WEB レジュメを拝見致し、調整してまいりましたが、弊社ではご希望に添うような諸条件を満たす企業をすぐにご紹介することが難しく、転職のご相談に応じかねる状況です。
せっかくエントリーいただきましたのに、ご希望に添えず申し訳ありません。
また、ご紹介できる先が出た際は、こちらよりご連絡を取らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ご応募ありがとうございました。

さて、重要な部分を繰り返しておきましょう。

まずは最初のメールのやり取りを通して「この人材紹介会社は情報を持っていて、あまり手間をかけず出してくれそうか」を判断することが必要です。
そして、用意しておいたメールのひな形を使うことでその後のやり取りを自動化して時間を圧縮することが鍵となってきます。その過程で、情報をあまり収集できないと思われる相手とは自然にやり取りがなくなり、結果として自分に合った人材紹介会社とそこが持っている案件に絞り込まれていくわけです。

メールのひな形は各パターンに応じてひとつずつ持っていれば十分ですが、 上に掲載した例をそっくりそのまま使わず、自分の状況に置き換えたオリジナルのものを作ってください。このマニュアルは現定された方しか持っていませんが、 それでも全く同じメールが人材紹介会社に何本も届くと「この転職者はオリジナルを作れずコピーすることしかできないタイプの人だ」と判断され、大きなマイナスポイントになり得ます。その辺は、ちょっとの時間を惜しまずリスクをなくしてください。

あと、最後に注意点を述べます。
全ての人材紹介会社がきっちりしているとは限りません。メールで職務経歴書や履歴書といった個人情報を送ることには、少なからずリスクが発生しています。
本当は、ちゃんとした人材紹介会社であれば【個人情報保護】の内容を盛り込むなり守秘義務が守られることをうたうなりすべきです。

日本ではまだそこまでの意識は薄いように感じられますが、もし気になる方がいれば送る前にその点を確認しておくことはひとつの手です。
確認すること自体は相手の紹介会社にも失礼に当たりませんし、それだけあなたが個人情報を意識しているしっかりとした方だということを伝えることにもなりますので。
個人情報について触れている人材紹介会社からのメールを一例挙げておきます。
___様
お世話になります。
人材紹介会社____の__と申します。
今回は当社へご連絡を頂きまして、誠に有難うございました。

早速__様のご経歴を拝見致しましたが、非常に興味がございまして、ご紹介させて頂きたい案件がございます。

つきましては、一度お話をさせて頂きたいと思いますが、お忙しいかと存じますので、まずは履歴書・職務経歴書・英文レジュメ (書式はフリーで可能)を小職宛まで送信頂けませんでしょうか。
お手数ではございますが、宜しくご対応の程お願い致します。

より多くのお仕事情報提供の為、今回ご返信頂きます職務経歴書、及びサイト上に公開頂きます個人情報を元に、弊社にて仮登録の手続きをとらせて頂きます。

尚、ご提供頂きます個人情報は、下記の利用目的の範囲内で利用致します。下記利用目的をご確認頂き、ご返信及び個人情報の公開手続きを頂きますよう、お願い致します。
1)お仕事紹介のため
2)弊社にて開催または主催するセミナー、研修、その他福利厚生に関するご案内のため
3)採用手続きのため
4)共同利用のため(____会員に限る)
※詳細は弊社プライバシーポリシーにてご確認ください
http:// ____.co.jp/

個人情報の利用・取り扱い等に関するお問い合わせ先
《個人情報お客様相談窓口》 ______
その他不明な点、ご質問等ございましたら下記署名までご連絡頂けます様、お願い致します。

転職を支援する業界の人たちの理想は、基本的にあなたの転職支援を独占的に行うことで、彼らのサービスをフルに活用してあなたに転職を決定してもらうことにあります。
人材紹介会社の場合、あなたの転職が決まると、あなたの年収の30%程度 (業界最大手の2社は35%程度となっています)を受け取ることができるわけで、これは大きなビジネスと言えます。

しかし、これが彼らにとってもビジネスであるように、あなたも、ビジネスとしてどの転職エージェントが信頼できるか、そして成果につながりやすいかをシビアに判断していく必要があります。だから、ここに記載されているように、各社をしっかり見ていくことは、ある意味(中途半端に商売をしている人材紹介会社にとっては)、最もいやがられる行為でもあります。
しかし、その分、実は一番結果が出る仕事の探し方でもあるわけです。

これは、転職サイトにも転職本にも書かれていない、効率的な仕事の探し方です。
転職サイトは前に述べたように、あくまで企業数と転職者数を増やして、その中での流通を最大化させることが目的ですから、そういった情報は一切書いていません。
また、転職本の著者も、たとえばそれがある人材紹介会社の出身の方ですと自分が勤めている会社/勤めていた会社にとって不利益になることがあるためそんなことは書けないのです。

この紹介した方法は、まとまった時間を必要としていません。
インターネットを使ったもので、やりとりもメールやサイト内のマイページを活用することがメインになります。

従って、仮に「今の仕事が忙しくて仕事を探している余裕がない」という会社員の方がいても、これならできるはずです。まず転職先候補の情報を集めることが、転職への第一歩となりますから。

ただし、まだこの段階では「情報」であり、本当にこの情報が正しいのか、自分が考えていたような理想的な仕事に近いのかどうかは、これから応募し面接などの過程を経て確認していかなくてはいけません。

しかし、限られた時間の中で出来る限り沢山の求人情報に効率的にあたり、その中から的確に自分にフィットしたものを見極めていくという作業は、転職の成功に必ず必要となるものです。
10の案件にしか当たらずその中から3つを選ぶのと、1000の案件にあたりその中から100に一度絞ってからさらに情報を得て10に絞るのでは、どちらが自分に適した案件が入手できるかは一目瞭然でしょう。

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