転職での面接に合格するための20のテクニック

ここでは、転職するときに役立つ面接のテクニック的要素を 20 個取り上げてお話しします。

① 一番ダメなのは「元気がないこと」と「自信がなさそうなこと」
体育会のような元気は求められてないが、声が小さかったり自信がなさそうに見えたら、それだけで既に印象が悪くなってしまっている。
(もし部屋に通されるなら)“コン・コン”という落ち着きのあるノックと「よろしくお願いします」などの挨拶が堂々とできるだけで印象が違う。

② 出会いの瞬間は特に気を抜かない
最初の数秒で第一印象が決まり、それが次の数分でかなり確定するため、出会いの瞬間などに気を抜かない。一度悪い印象を与えてから逆転していくよりは、初めからいい状態を保った方が楽だから。

③ 相手との関係は必ずイーブンにする
「本日は宜しくお願いします」というのは丁寧な挨拶で好感が持てるしイーブンな感じがするが、「本日はお時間をとっていただき本当に有難うございます」とまでかしこまりすぎると、面接官によっては違和感を感じてしまうだろうし、もともとはイーブンな関係で、と思っていた面接官も無意識のうちに「自分たちが時間を取ってあげているんだ」という意識に変わってしまうことがある。
こういう、力関係が発生してしまうような言葉は避ける方がいい。

もちろん、面接官の方から「本日はわざわざ弊社にお越しいただき有難うございます」と言われた際には、こちらも時間を取っていただいたことへの感謝を述べるのが礼儀となる。

④ 面接本は暗記しない
面接対策を一生懸命すればするほどあなたは合格しない可能性が高まる。
質問に対して準備に準備を重ね、答を作って暗記しようとすればするほど、あなたの回答はどんどん不自然になっていき、面接官に見破られる。
今の仕事から志望動機につなげていくまでの一連のストーリーさえ仕立てあげればあとはその場の雰囲気に合わせて答えていった方が、本来のあなたらしさが出て面接官もその自然さを買ってくれる可能性が高い。
面接の受け答えを暗記してしまっている人は、面接をしていればすぐわかってしまうという事実を知っておいた方がいいでしょう。

⑤ 笑顔が不自然になってしまう人へ、笑顔の特訓方法
「ウィスキー大好き」と鏡に向かって話す練習をする。何度も繰り返して練習すると、自然と口角が上がってきて、笑顔が少しずつ自然になってくる。

⑥ 話が長いのはNG。思ったよりもマイナス評価をされやすい
話が長い人を嫌う採用担当者はかなり多い。まとめる力や表現力が弱いと思われるし、相手を飽きさせてしまうため、印象がかなり悪くなる。
同じ長さの話をするにも、先に結論から話して話にキレを出すなど、話の長さを感じにくくさせる工夫も必要になってくる。

⑦ 聞かれていないことは、べらべらとしゃべらない
不必要な発言をして知らず知らずのうちにマイナスポイントを食らうことがある。
もし情報を付け加えたいのであれば、その質問の時にするべきで、参考として新情報を付け加えても、相手にとって必要のないものかもしれない。
面接官が馴染んでくるまでは、面接官にペースを握らせて心地よくさせるような考え方も必要である。

⑧ 一般論ばかり話さない
抽象的な話で具体性のない話ばかりしていると、途中で面接官が飽きる。
具体性がないと面接官としても話を突っ込みにくく、会話も盛り上がらない。
面接では自分だけ一方的に話すような時間を避け、相手との言葉のやり取りを大事にする。

⑨ 「自己PRをしてください」という質問に冷静に答える
今のご時世で、そんな露骨な質問をするのは余程面接慣れをしていないか、転職者のことを見下しがちな人であろう。(オーディションのようである)
しかし、慌てず、PRという言葉に惑わされることなく、自分が仕事を通じて得てきたものや長所を具体的エピソードを交えて話せばよい。

⑩ 面接の練習テクニック
ビデオやデジタルカメラのムービーで撮影するという方法もあるが、そこまで時間をかけられないという場合、携帯に自分が話している声を録音し、イヤな感じがしないかをチェックするだけでも、不合格になる確率を減らすことができる。
⑪ その会社に入りたいという気持ちの伝え方
面接の途中では、「御社に入りたい」といった熱意を言葉では伝えない。
具体的な行動や実績を語り、御社に入社した後でもこのような形で結果を出せる、といった内容を伝えれば、自然と熱意は面接官に伝わるものである。

⑫ 面接の途中で感じた「小さな違和感」について
もし面接の途中で、「この面接官と話がかみ合っていないかもしれない」と思えるような小さな違和感があったとしたら、それをそのまま拡大しないようにする。
すぐに違和感を取り除いて、場の雰囲気をうまく作るか、ちょっとした笑いを入れるなどをして、違和感をできる限り取り除く。
自分が違和感を感じた場合は、相手も感じている場合がほとんどであり、それをそのまま放っておくと、だんだんその違和感が大きくなってしまうものである。

⑬ 面接を受ける企業の順番
同業界で何社か受ける時は、(失礼ながら)志望度の低い企業から面接に行くようにする。いきなり本命に行ってうまくしゃべろうとしても、それは難しい。
他の企業で話し慣れてから本命に行った方が、後悔しなくて済む。

⑭ 答えにくい質問をされた場合
答えにくい質問をされた時には、まっすぐに答えなくていい。
例えば、「英語はしゃべれますか?」という質問。これには、「学生時代から英語は好きで、カタコトであっても積極的に使って話しかけるほうでしたが、最近はあまり使っていないので錆びているかもしれません。入社後は早速少しずつ錆を落としていきたいと考えております」など、日本人なら「確かに使う環境がないからな、、、」と共感できるような内容を使う言い回しがある。

また、「今はどこに勤められているんですか?ああ、今はお勤めになってないんですね。。」といった質問?にも、「はい、(プロジェクトなど)区切りのある仕事が丁度ひと 段落がついたので、これを機にと思って退職いたしました。やはり私としても、周りに迷惑がかかるような途中での投げ出しはできませんので・・・」と
さりげなく責任感の強さをアピールしながら返答することも可能である。

⑮ わざと意地悪な質問が来た場合の対応
圧迫面接とはいかなくとも、いやらしい質問がきた時には、あなたが「どのように対処するか」などの切り返しを見ている可能性がある。
本当にあなたのことに興味がなかったら、そんな質問はせずサクッと落とすはずなので、決して怒らず大人の返答をするとポイントがアップする。

⑯ 夢とか、10 年後の姿、など将来について聞かれた場合の対応
夢や 10 年後の姿など、もし具体的にイメージができていないのであれば、無理矢理作らない方がいい。それより、「遠い将来については~~と漠然とした目標はありますが、それを明確にしていくためにも、まずは近いところから確実に目標を達成していきたいと思っています。具体的には、入社した後~を担当し~を実現していきたいです」などと、現実的なラインをアピールを交えて話すといい。

⑰ 話のギャップのテクニック
普通に話している場合は、あまり熱く感情をむき出しにして話にのめりこむような素振りは見せない方がいいが、たまに重要な部分だけ熱意を込めて熱っぽく語ると相手も「ここは重要だな」と引き込まれ、集中してくる。

⑱ 面接の最後に言われる「何か他にご質問は・・・?」という言葉への対応
これも立派な質問である。「いや、特にありません」という回答は論外である。
選考プロセスに進みたいのであればきっちり対応する必要がある。
しかし、割と面接の早い段階からこの質問を投げかけられると、それほど沢山の質問を用意していなければ答えていくのは厳しい。だからと言って、山のように質問を暗記していくのはもっと厳しい。

そこでワザとしては、会社の資料を面接前に事前にプリントアウトし、その資料を面談中にも手元においておく。質問をするように促されたら、「お聞きしたい事があったので紙に書いてきました」と言って見るようにすれば、全く不自然な感じはしない。
また、そういう質問のタイミングの有無にかかわらず、今後の選考プロセスについては必ず質問をする。こちらが前向きに考えていることをしっかり伝え、企業側にも真剣に検討してもらう意味もあるからである。

⑲ どうしても質問が浮かばなかった時のテクニック
質問しようと頭に思い浮かべていたことがあったのに、どうしてもど忘れしてしまったら、最後の方法として面接官個人のことを質問するというテクニックがある。
あまりパーソナルなことに踏み込まないように、しかし、「職場のことについてもっと知りたいので実際に~~さんのお話をちょっと伺いたいと思いまして」と言えばおかしなことにはならない。

(参考までに) 質問をすることのメリット
Ⅰ.会社や仕事に対して興味があることを伝えられる
Ⅱ.自分が調べてきたこと(+熱意)を伝えられる
Ⅲ.相手が話している間に自分の気持ちが落ち着いてくる
Ⅳ.相手が話しているのを聞いていると、聞き上手な人に思われる
Ⅴ.自分が不用意なことを言ってボロがでるのを防ぐ
Ⅵ.相手の話した内容を利用して次のトークにつなげられる

⑳ 面接締めの熱意の伝え方
その会社で働きたいと本気で思っているのなら、その気持ちは面接の最後に素直に伝える。面接終了時、ただ「よろしくお願いします」と言うのと、 「前から興味を持っていて、御社にとても興味があります。宜しくお願い致します」としっかり伝えるのでは、相手の受ける印象はだいぶ変わる。

「相手に興味がある」ということは、オーバーにならない程度に言葉に出した方が好感度が高い。この最後の一言が、面接官にインパクトを残し、仮に選考のボーダーラインに乗っていても「次の選考にあの彼を進めよう」となることがある。
ただし、熱意を伝えるのと媚びるのは違うので、気をつけること。

面接において重要なこと

前の項で、面接のテクニックについて 20 個並べましたが、最後に、やはり本質的に面接において重要なことを3つ書いておきます。テクニックに溺れることなく、面接官と共に納得感のある面接の場を作っていってほしいと思います。

A.嘘はつかず、自分の心に素直になって話すこと

表現を変えることで薄っぺらい中身を良く見せるようなテクニックは使えますが、やはり最後に重要になってくるのは中身の部分です。
その企業に入りたいからと言って、できもしないことを宣言したり、自分のことをオーバーに表現して、仮に入社が決定したとしても、数ヶ月後には「期待外れの人」とレッテルを貼られ、会社の隅に追いやられてしまうようであれば、その転職は失敗だと言わざるを得ません。
その企業に入りたいからといって、やりたくない事を無理して「やりたい」と言ったり、背伸びしすぎて自分らしくないたち振る舞いをすることは長期的に見ておすすめできません。

B.あなたの“主体性”をしっかり見せること

面接は企業主導で行われますが、だからと言って全ての受け答えに対して受動的になるのではなく、こちらから積極的に関わっていく姿勢が重要になります。

これはたとえばの話ですが、もしあなたの趣味の領域で第一人者と話す機会があるとしたら、その人に「うまくやる秘訣」を教えてもらおうと、自分から積極的に色々と質問をしようと思いますよね? 転職も同じです。
もし本気でその企業に行きたいと思っていたら、仕事のこと、職場の事など色々と聞きたいと思うはずです。そういった姿勢を面接官は自然に評価しています。

誰だって、あまり自分の会社に興味をもっていなさそうな人と一緒に働くより、興味津々の人と一緒に働きたいですよね。
そういったパッションは自然とあなたから発せられるものです。

また、特に最近は「指示待ち族」が嫌われる傾向にあります。
「こういったシチュエーションなら、こういうことをやってみたいですよね」とか、「そういう話が来たら、私がやります」といった、能動的に動ける人を企業は求めています。
要は、主体性を持ってあなたが仕事に取り組めるかが重要になってくるのです。

これは、無理矢理自分を動かすものではなく、自分の興味・やりたいこととマッチしていれば、自然とわきあがってくる意欲です。言い換えれば、そういった情熱が自然とわきおこってくる職場を選んで面接を受けなくてはいけないのです。
本気は伝わりますから。

C.面接というのは、一方的な評価の場ではなく、お互いが出会うきっかけとしての場であるという認識を持つこと

面接は双方が理解し合うための場であり、どちらかが一方的に話してそれで結果が出るものではありません。従って、双方が満足するような面接が合格率もよく、また会社に入ってからも「こんなはずじゃなかった」とギャップを感じることもないはずです。

また、面接で落ちたからといって、それはあなた自身の能力を否定されたのではなく、あくまでご縁がなかったものだと割り切って次へ進む切り替え力が必要です。

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