行政書士試験の勉強を始める前に・・・

「勉強の仕方」を勉強したことありますか。
「憲法って法律なんですか?」

これは大手資格予備校にて私がカウンセラーを前にして実際に言った言葉です。
当時私が持っていた「行政書士」についての知識といえば、「独立開業ができる資格」だということと「役所に出す書類を書くらしい」ということくらいです。

試験がいつかも分かりません。合格率が何パーセントなのかも知りません。どれだけ勉強すればいいかなんて聞いたこともありません。だって、試験科目が何なのかすら分かっていなかったのですから。

そういうと周りからこう聞かれます。
「結局、資格の学校に入って猛勉強したんでしょ?」

残念ながら、基本的にスタイルは独学です。
「基本的に」というのは、直前に模擬試験を受験したので、完全独学ではないという意味です。

そう答えると次にこんな質問が飛んできます。
「実は法学部に通っていて、法律の知識があったんでしょ?」

はい、残念ながらまったくありません。
私は純粋な文学青年で、民法と商法の区別すらつかなかったくらいですから。

でもね、こんな私が実際に100日後には行政書士の試験を受けて一発合格したんです。嘘ではありません。紛れもない事実です。

これには魔法があります。ちょっとしたことです。
でも、意外とみんな気付かないんです。なぜだと思いますか・・・?

答えは簡単です。
魔法を知らない人は、勉強自体は一生懸命やるが、勉強のやり方についてはまったく勉強しないから です。

おそらく、オーソドックスなやり方はこんな感じではないでしょうか。
① 学校にいって講義を受ける
② 机に向かって、テキストを開き、黙読し、分からない単語は書いて覚える
③ 1単元が終わるごとに、問題集を解き理解度をチェックし復習する

上記のようなやり方で多くの方は勉強されているのではないのでしょうか。
でも、待ってください。本当にこのやり方が合格への近道だと思いますか?
受験生の多くは机に向かうことに精一杯で、こういった視点で物事を考えられていないように感じます。

行政書士試験そのものにおけるゴールは・・・

では、ここで問題です。
40km先にゴールがあるとします。4時間後までにゴールしなければなりません。

しかし、あなたは寝坊して2時間出遅れてのスタートとなってしまいました。
多くの人は20km先を走っています。さて、あなたはどうすればよいでしょうか?
① 今から一生懸命走り出す
② 自転車で追いかける
③ あきらめる

分かりますか?この問題には罠が仕掛けられています。実は、これを見極められるかどうかが行政書士の勉強において重要なポイントになります。

まず①番からみていきましょう。
これはさすがに選びませんよね。超一流のマラソンランナーが最高のコンディションと気象条件を手に入れれば、もしかしたら辿り着くかもしれない、という程度で実際には不可能です。

次に②番をみてみましょう。
最も正解らしい答えですよね。問題文中には「40km先にゴールがある」とは書いてありますが「マラソン」とは一言も触れてないですものね。そこに気付くことは大切です。
でも、残念ながら間違いなんです。だって、ほんとうに2時間で40kmもの道のりを自転車で走り抜けますか?1時間に20km。30分で10km。1kmを3分でずっと走るんですよ、ゴールまで。

それでは、③番が正解でしょうか?
私はこの3つの中では最も正解だと思います。
なぜなら、①も②も無駄なエネルギーを使うだけでなんの効果も発生できないですから。その2時間をもっと有効なことに使ったほうがいいという面では正解です。

それでは、この問題のトリックを暴きますね。
正解は、「車を使う」です。
でも、手段は「電車」でも「バイク」でも「ヘリコプター」でもなんでもいいですよ。
大事なことは「2時間で40km先まで辿り着く」ということです。

「3択に入っていないじゃないか」と言われるかもしれません。
確かに、ありませんよね。
でも、問題をもう一度よく読んでみてください。
どこにも「3択問題」と書いていないんです。単に、①~③と記載があるだけなんです。

人生は3択問題ではないはずです。
一刻も早く目指すゴールに辿り着くことが大切です。

実は、②番を選んだ方が、最も危険なんです。
他の人よりも有効な手段で目的に辿り着こうという頭の良さを持っています。
そして、多くの人をごぼう抜きできるでしょう。

でも、行政書士試験は何人追い抜いたかではありません。
「あなたが合格点に達したのかどうか」。
それだけなのです。

行政書士試験に合格している人の多くは、「自転車を使って4時間前にスタートできた人」だと思います。
でも、私の場合には、残り4ヶ月を切ってのスタートでした。
しかも、法律はまったくの初心者です。
それでも合格できたのは、「車」を使ったからなのです。

これからお話する内容は、私が考えに考え抜き、辿り着いた勉強法です。
ですから、「机に向かって必死になって覚えるもの」という今までの認識とは180度異なります。
足切りを免れて、合計6割の正解率で合格です。

行政書士試験において、あなたが目指すべきゴールはそれだけです。
行政書士はご存知の通り、その業務分野は多肢に渡っています。
あなたが本当に学ばなければならないのは、あなたが行政書士試験に見事合格し、行政書士として主として行なっていく業務分野に関する専門知識であるはずです。

一刻も早く、そんな日が来るために、試験勉強自体は「行政書士試験合格!」ということだけを念頭に置いてゴールを目指せばよいのです。

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