七田式イメージング法の長所と短所

七田眞氏は、右脳開発の方法論を世に広めた人物として、記憶される方です

そして氏は、著書のなかでさまざまなイメージング法を紹介しており、七田式として有名です

その中には、記憶術としてのカードを使うものなど、直接イメージングとは関係がないものもあります

七田式で特徴的なものを、2つ挙げるとすると、補色の色反転現象を使ったものと、太陽を使った方法により、イメージを見る方法です

補色の色反転現象を使ったものとは、目の残像効果によりイメージを見る能力を鍛えるものです
そして目の残像効果は、最初反転画像として得られることを利用して、最初から反転したイメージを使って訓練をするものです

これは次の図のように、緑とオレンジの図を使って行います。

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緑とオレンジの図を使って、これをじっと3分間見つめることで、この図を目に焼き付けるのです
そして目をつぶると、この緑とオレンジの図が反転した画像が、目の残像作用により見られるのでそれを見つづけることにより、練習とするものです

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そして練習を続けるうちに、やがて反転画像ではなく、見たままの画像がイメージとして見えはじめると解説しています

太陽を使った方法とは、じつは上の図の元になった練習方法です
太陽の強い光の下で、目を閉じると瞼を通して光が感じられるので、オレンジ色に見えます
この状態で太陽を、一瞬だけ直視してすぐに目を閉じると、太陽の強い光が網膜に焼きつくために、丸い残像を見ることができます

このときの残像は、丸い緑色のものとして見られます

つまり、オレンジ色のバックに丸い緑色の太陽光の残像が見ることができます

この現象は生体の仕組みを利用しており、また太陽の強い光を使うので、誰にでも最初から見ることができるのが特徴です
そしてオレンジ色のバックに丸い緑色の太陽光の残像は、補色を使った残像効果の図の元の図になっていることがわかります

この太陽を一瞬だけ直視してすぐに目を閉じる方法は、強烈に見える残像が徐々に薄れていく様子を眺めつづけることで、イメージを保持する能力を鍛えるのに、非常に有効な方法であると考えられます

また私の開発した方法では、残像が徐々に薄れていく様子を眺めつづけることが、潜在意識の開発方法として優れた方法であることが分かっています

しかし七田式は、どれも単調な練習をくりかえし行うことが特徴で、そのために練習が長続きしない人が続出したことが大きな欠点でした

高藤聡一郎の方法

高藤聡一郎という人が書いた「奇跡のスーパービジョン」という本があります

この本は、「気功」の超能力開発を応用することで、気を目に見えるようにすることを目的とした著作です

しかし、この本に書かれている方法も基本的には七田式のように、単調な練習を繰り返すもので、飽きるという問題点を克服できていません

「気功」による超能力開発とは、瞑想行を行うことで「内的光」と呼ばれる目を閉じているときに見えはじめる光を見ることから始まります

そしてこの内的光が、目を開いている状態で見えるように訓練していく方法が、「奇跡のスーパービジョン」には紹介されています

その方法とは、大きな白い紙を壁に張りつけて、それを集中して見つづけることで内的光を見るようにするというものです

お分かりのように、この方法は強い集中力を必要とする上に、長時間の練習でのみ内的光が見えるようになるという練習法なのです
また非常に単調な練習法であり、私もやってみましたが、長続きしませんでした

ただし「奇跡のスーパービジョン」では、内的光を開発した結果、さまざまな術を駆使できるくだりがあり、その応用方法は群を抜いていて秀逸です
このような応用的技法を紹介したものは、他の本にはないのでその点が面白い、ユニークなものであると言えます

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